周易の技法⑥ 大象という考え方

周易の占断技法
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周易の技法⑥ 大象という考え方

易の卦の見方は実に闊達です。

今回は「大象(だいしょう)」という見方を解説します。

大象とは?

「大象」とは、易の卦象全体を特定の易の八卦に見立てることです。

風地観の初爻と二爻は同じ陰爻(- -)です。同様に3爻4爻も陰爻(- -)、5爻と上爻は陽爻(—)同士です

この二つ同じ爻同士を一つの爻としてまとめると「艮」の象となります。このことから「風地観」の卦象は、全体で「艮」の象を形成している、これを「大艮」とし、これを「大象」と呼びます。

意味する所は何でしょうか?

ここで「艮」の八卦の意味を類推します。

艮は山で、これは不動の象徴です。同時に変化を意味する所ですが、大きな山という意味では前者の意味合いが強くなります。

転職の相談で風地観を得ましたから、相談者は「大艮」の象意から察するに大きな壁にぶつかっている。転職は考えているが、なかなか良い転職先が見つからない。或いは転職すべきか思いとどまっている…このような心理状態を想起します。

大象を取る事が出来る卦象は以下の通りです。(※乾と坤は存在しません)

大巽

「天風姤」「天山遯」

意味としては大いに迷う、大きな不安。意志が揺らいでいる。

大震

「地雷復」「地沢臨」

意味としては物事が大きく動き始めている、揺らいでいる。驚きおののいている。

大坎

「沢風大過」「雷山少過」「沢山咸」「雷風恒」「地風升」「沢地萃」

意味としては、確固たる意志、大きな困難やトラブルを抱えている。悲観視。疑心暗鬼。隠し事、秘密がある。恐れや不安を抱えている。

大離

「風沢中孚」「山雷頥」「天雷无妄」「山天大畜」「風雷益」「山沢損」

意味としては、大きな夢や目標がある。空虚、ぽっかり空いた心の穴。楽観視。見掛け倒し。大言壮語。

大兌

「沢天夬」「雷天大壮」「地天泰」

意味としては楽しい、嬉しい、浮かれている。話したいことがたくさんある。甘えがある。大言壮語。

大艮

「山地剝」「風地観」「天地否」

意味としては、停滞、足踏みを余技なくされる。逡巡。足踏み。恐れおののいている。プレッシャーを感じている。

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