「夢占い⑥」
本日の夢占いは、知人の夢です。
夢の内容をお話しいただいた方は女性です。つい最近諸事情でご主人と離婚されました。
ご覧になった夢の内容は、「駅のホームで別れた夫が自分を探している」「夫と自分は向かい合わせの別々のホームにいる」「自分は夫に見つかりたくないので机の下に隠れた」「誰かが布団を叩く(激しくではなく軽くポンポンと叩く)」ことで目が覚めたそうです。
キーワードは「夫」「別々のホーム」「机の下に隠れる」「布団」「叩く」がヒントになりそうです。
いつものように解読します。
「夫」は氣學で西北乾宮より「乾」、知人はその妻で「坤」。「別々のホーム」はお互い行き先が違いますから交わることはありません。そこで浮かぶ卦象は「天(乾)地(坤)否」です。これを本卦とします。
之卦は「机」で象は「巽」の象です。「机の下に隠れる」で、机=巽は上卦でしょう。「叩く」ですが、激しくではなくポンポンと軽くたたかれる…ということで、どちらかというと「叩く」よりも「揺する」感じでしょうか?それならば「震」の卦象が近い氣がいたします。そこで上卦を巽、下卦を震とすると、之卦は「風雷益」となります。最後に布団。布団は六親五類で自身を覆うという意味から「父母」となり、父母帯びる爻が解読の手がかりとなりそうです。これらを念頭に五行易より読み解いていきましょう。
卦象は以下の通りとなります。(占日は本日の日付ですが、占断上の暦はご本人が夢を見た日で断じます)
世爻は三爻の卯(木)で妻財を帯びます。妻財は「お金、収入」で今後の収入の面で心配を抱えていましたが、日辰の子日が子孫を帯び、世爻はは生を受けますので最近そうした心配は解消されました。(職場が決まり4月より勤務します) 初爻の動きも父母の未が子孫の子に変化するのは悩みが希望へと変化する様子です。
ここでカギとなる「父母」を帯びる爻に注目してゆきます。初爻と上爻両現していますが、注目すべきは知人ご本人を表す世爻と爻合する上爻でしょう。夢を見た甲子日に空亡です。上爻は「墓」の爻位です。空亡で墓の位置にある父母に世爻が爻合の関係を持つということは、「墓参り」を想起させます。(初爻の父母が子孫に変化し日辰と同じ地支を帯びるのも特徴的で、この場合の「子孫」は法事や仏事という象意より「墓参り」という意味を持ちます)
四爻の「官鬼」が日辰の子日(子孫)より冲を受け「冲散」します。官鬼はご先祖の霊で、子孫より冲散する「子孫の進路への心配」を示していると思います。夢を見た日にちが「新月の彼岸入り」と大変な節目にご覧になっていますので、ご先祖が子孫の行く末を心配されているのでしょう。お彼岸の間にお墓参りとご先祖への「近況の報告」をお勧めしました。聞けばすでにお墓参りと、近況の報告は済ませたとのことですので、もうこうした夢を観ることはないでしょうとお伝えしました。
易照の方位予報
3月20日 「卯月 丁卯日 戌亥空亡」
北…☔死門(土)宮を剋す凶方位です。坎宮(水)には月日からの作用なく弱体で、暗剣殺巡り運氣が著しく低迷します。
20日この方位へのお出かけは禁物で、方位地支の子(水)は「兄弟」を帯びるので金運は低迷。お買いものは望むものがなく妥協を強いられそうです。商売、営業はライバルに先を越される、合い見積もりを取られ値引きを迫られる。次から次に問題生じ、パニックに陥りがちです。問題に対し強行突破はかえって悪化させますので、同僚や部下などに相談し援助を乞うが吉。避けられないお出かけには、吉刻の出発と方位除け、短時間での滞在と吉方位取りによる運氣回復が必須な悪方位です
北東…☁景門(火)が艮宮(土)に巡りますが、宮には四緑木星が回座し宮を剋します。凶星咸池巡るもよくありません。方位地支の丑(土)が「官鬼」を帯び、日辰より剋を受けます。仕事、試験、面接といった目的でのこの方位使用は凶。自身の意志、伝えたいことが相手に伝わらず不成就。もう一方の地支の寅(木)は「子孫」を帯び日辰卯(木)と比和で、子どもや部下からこの方位より吉方届きそうですが、自らこの方位に動くとせっかくの吉方もご破算台無しとなりそうです。果報は寝て待てが吉
東…☂️杜門(木)が震宮(木)で比和旺相。凶星攝堤めぐり凶方位です。方位を犯すと、日辰卯(木)と同じ地支を帯びる「子孫」の卯より、期待は大きいが夢と終る象意。物事の期待が大きい分、事敗れる際の心の傷は大きいでしょう。回座する八白土星も物事の「中止」「中断」「停滞」を表すので、進行中の案件を抱えている人は、この方位を犯さないようにしましょう。一方で、何か秘密、表に出したくない事象を抱えている場合は、この方位の「山(実際の山だけでなく、書類の山、積み重なった業務の隙間)」に紛れ込ませてしまうと、周りから発見されません。転じて、探し物がある人は、この自宅から方位をあたると出てきそうです
南東…☁傷門(木)は巽宮(木)で比和旺相。凶星は軒猿と今一つです。九紫火星が宮に回座するので、巽宮(木)は木・生火で泄氣。宮の運氣は低下します。方位事象は、方位地支の辰(土)が「官鬼」を帯び日辰からの剋を受け、仕事関係でうっかりとしたミス生じる、軽率な行動が信用に傷付けそうです。他方。巳(火)は「妻財」を帯び日辰から生を受けますので、ギャンブル、娯楽での金運はよく、思わぬ臨時収入で懐が温かくなりそうです
この方位へのお出かけ、レジャーなどは事故や怪我が多くなる方位ですのでご注意ください。できるだけ吉刻の出発を心掛けましょう
南…☂生門(土)が離宮(火)より生を受け、吉星太陰巡るも五黄殺巡るため凶方位です。この方位を犯すと、交友関係、人間関係にトラブル生じます。特に方位地支午(火)が「妻財」を帯び日辰より生を受けます。ご家族や夫婦でのお出かけは妻が主導権を握り、子どもも味方し夫は孤立傾向。カップルも女性優位ですので、相手を立てることを心掛けるが吉。妻財が旺相は、、派手な散財、出費に注意。羽目を外す、あるいは見栄を張ることは強く戒めましょう。
南西…⛅休門(水)が坤宮(土)で巡りため土・剋水の剋を受けます。一方で吉星の太乙巡るので、方位としてはまずますとなります。方位地支の未(土)は「官鬼」を帯びて日辰の剋を受け、一方で申(金)は「父母」を帯びるので、抱えていた悩みが解消する方位。この方位の先輩、師匠や上司、年長者が問題解決のヒントを持っています。回座する七赤金星が坤宮(土)より生を受けるので、金運がよくお買い物、商売、営業は順調を観そうです。ただし、高望みせずほどほどのところで決断、妥協をするが吉。考えれば考えるほど、悩めば悩むほど迷うが深まりそうです。またこの方位からの勧誘、宣伝広告は鵜呑みにせず若干割り引いて聞いて冷静な判断を
西…☂開門(金)が兌宮(金)で比和旺相。吉星青龍が巡り上々の吉方位に見えますが、20日はこの方位に日破が巡り暗転します。回座の三碧木星も定位対冲で巡り、運氣の起伏は悪い方向に激しく動きます。
この方位を犯すと、方位地支酉(金)が「父母」を帯び、日辰からの冲を受けます。提出する書類。メールは誤りがあり問題となる。車両トラブル、交通事故。学業では難問、壁にぶつかる象意。
交友関係では親しき間にも礼儀ありで、調子に乗った態度や物言いで相手を傷つけたり、トラブルに発展するでしょう。金運は予定より請求が高かったり、条件厳しく悩める方位となります
西北…🌂驚門(金)が乾宮(金)で比和旺相。凶星天符に回座する二黒土星が宮を生じ驚門(金)凶意が増加し良くありません。
方位を犯した場合、方位地支の戌(土)が官鬼を帯び日辰より剋を受ける一方で卯戌の支合で合されます。うっかり不注意からの事故ケガ、トラブルに要注意。もう一方の亥(水)は「兄弟」を帯び空亡で、金欠、不足の象。お出かけした先で、ウッカリカード残高が不足、または現金が足りず支払いで難儀。車両等はガス欠の恐れあり。お出かけ前に、チェックをお忘れなく
出発吉刻は午未刻。酉刻(大吉)です。
なお、午刻の西は凶煞重なる凶方となります。ご注意ください。
20日が皆様にとり良い一日となりますように!
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