夢占い⑱

五行易占例
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泥酔して電車の座席から落っこちる夢

 現実的にありそうで怖い…(笑)

夢の内容

 前日に深酒した私は、酒が抜けない状態で「新宿行の急行列車」の座席に座って寝ています。酒が抜けておらずふらふらです。

 電車が振動して、そのはずみで座席から床に落ちてしまいました。

周囲の乗客は何事かと驚く中、「すみません…」と謝りながら座席に戻る私。席に戻ったはいいが、再び電車が揺れてまた床に投げ出されてしまったところで目が覚めました。

卦象

 「新宿行きの急行列車」より、自宅から新宿は東方にあり「震」これを上卦とします。電車ですから「細長い」の象意から「巽」です。これを下卦に持ってくると「雷風恒」となります。

 椅子から投げ出される…座席では泥酔して寝ている状態でしたから、椅子ではなく寝床…と取っても良いでしょう。寝台から追われる卦は「山地剝」です。

 床に投げ出される私を見て周囲は驚きますので「螣蛇」。はっきり夢を覚えていないので情報量は少なめです。

卦象は以下の通り

 用神は世爻で三爻の「官鬼」の酉(金)です。月建辰(土)、日辰の未(土)より生を受け旺相です。本卦陽爻(—)、之卦陰爻(- -)に変化する発動の動爻です。

 原神は初爻、上爻に現れていて、初爻は「妻財」の丑(土)、月建辰(土)と同じ五行を帯び比和、日辰からは比和ですが冲を受けています。本卦陰爻(- -)、之卦陰爻(- -)で変化の無い静爻。上爻は「妻財」の戌(土)で、こちらは月建、日辰に比和。本卦陰爻(- -)、之卦陽爻(—)に変化する発動の動爻です。発動先は寅(木)に変化し「木・剋土」と元々の爻を剋する回頭の剋に変化しています。

 忌神は四爻で「子孫」の午(火)。月建の作用はなく、日辰からは午未の合を受けています。本卦陽爻(—)、之卦陰爻(- -)で発動していますが日辰からの合を受け合住です。

 仇神は二爻下に伏神する「兄弟」の寅(木)。伏神して空亡するので暦からの作用は受けません。

  世爻は三爻で、この爻位は「寝床」の意味がありますので、座席で寝ている私を表しています。上卦「震」の主爻である四爻が忌神を帯び、世爻を剋しに来ますので「震動」で床に投げ出される私。世爻に螣蛇が付き、周囲の乗客が驚いている様子が現れています。

 原神となる「妻財」は飲食を意味し、初爻は日辰の冲を受けて暗動します。日辰未(土)も「妻財」を帯び、飲食(飲みすぎ)が原因であること、上爻は回頭の剋で自滅ですから、自業自得の様子です。

占断

 内卦が「巽→坤」に変化する「反吟」が発生しています。

応爻が「妻財」を帯び回頭の剋。戌(土)は火局、寅午戌の墓にあたりこの爻の発動は寅と午を墓に入れる意味があります。応爻の発動は墓に化す、空亡に化す。内卦の反吟と合わせると、外出した妻が体調不良で夕食を取らず、そのまま床に臥せってしまうかもしれません。

結果

 夕食を摂らず床に臥せってしまう所まで至りませんでしたが、帰宅後の妻は明らかに体調不良で疲れている様子でした。占断は伏せておき、体調を問うたら「その通り」とのことです。応爻は月建、日辰に比和するので、悪化することはないでしょう。

 妻には早めに床に就くよう言っておきました

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