桜田虎門「五行易指南」現代語訳 81

桜田虎門「五行易指南」現代語訳 80
「五行易指南」現代語訳 64卦 火地晋主象
「地火明夷」

○何事も物事は破綻しやすく、心身ともに病む時である
○頭角を現わしたり、目立つ時は反って大きな災いや咎めを受ける時。能ある鷹は爪を隠す。才知を隠して時期を持つ方が良い
○才知有るもの、忠孝を尽くす人物で日の目を見ないような時、占ってこの卦を得た時は時を経て、大きく発展、栄達を果たす
○何事も控えめに隠れて姿を現さない方がよく、何かを成そうと動かず、次期が変わるのを待った方が良い時
○飢えや寒さで苦しんだり、非常に苦労や問題を抱えることがある時
○女難、火災、刃傷沙汰に逢うことが多いので注意
○天候。曇り時々雨
○人物。薄幸の人物。何かに捕らわれている人。盲人、手足が欠損した人。
○婚姻。凶
○出産。凶
○住居、転居。凶
○士官就職。凶
○旅行、大凶
○求財。なかなか成果が出ないが最後は得られる
○待ち人。来ないか遅刻してくる
○病氣。大凶。但し危篤、重篤な患者を占う時は時間がかかるが治ることがある
○探し物。見つからない
○探し人。帰らず。或いは事故や事件に巻き込まれている
○訴訟。大凶
人との音信が途絶えることがある。心が落ち着かない時である。住居のことで苦労するときである。想定外の災難や、誤りがある時である。ただし、心中に希望を抱いていれば何事も開ける運氣、その災難は思うほど深刻ではないから憂い嘆くほどではない、次第に運氣は回復する。誰かから誤解されないように注意せよ。休息するときである。婚姻は成立するが物言いがつくことがある。


桜田虎門「五行易指南」現代語訳 82
「五行易指南」現代語訳 64卦 風火家人主象
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