占的「魂の行方、死後魂は5次元に向かうのか?」

立卦及び卦象
本卦「山地剥」、之卦は「雷火豐」を得ました。
本卦は剥奪ですから、この世のせいを奪われる(終える)様子でしょう。
之卦は斜陽を意味しますから、こちらも死後の世界を想起させます。
用神は霊魂ですから官鬼で取ります。

象徴的なことに、世爻が子孫に対し応爻が官鬼を帯びました。官鬼と子孫は相克の関係にありますから、世爻は生への執着とも言える。そして応爻はこの世に対してあの世を意味する彼岸です。
面白いことに応爻の官鬼は自ら動くことなく、日辰から合されて合起しています。
日辰帯類は兄弟ですから、魂が自ら能動的にあの世に向かうにではなく、諺のように実際に「お迎え」が来る。何者(兄弟)に誘われるようにあの世に旅立つようです。
そして内卦で亥卯未(木局三合)が形成、三合の中心は官鬼を生じる妻財となりますから、死は終着点ではなく、次なる生への橋渡しという事を表します。
なぜならば、五爻の下に伏神する兄弟の申(金)に官鬼の巳(火)は合するからです。
五爻は至高の尊位です。
子孫はこの場合忌神となりますが、吉凶の概念を取り払って子孫の象意を探れば「神仏」という象意がありますから、創造主、神、サムシンググレートという概念ととらえます。
そして兄弟はその下に伏神しますから、魂はいちど五爻(5次元)に帰るようです。
外卦で寅午戌(火局三合)を形成します。
三合旺支は官鬼の午(火)となり、本卦本爻の用神の巳(火)とは異なりますこれは生まれ変わり、転生を意味しないか?
歓官鬼の午(火)を化出する父母の戌(土)は卦身を帯びます。父母は文書、情報という象意があり房主はこれをシナリオと読みます。

「人はこの世に生まれ落ちた瞬間、全員が天から封書をもって生まれてくる」
森信三
生まれ変わる魂は、次なる人生に何か課題、宿命を背負わせて転生する。
ただし占日に官鬼は空亡ですから空亡に化すという現象。つまりこれは生まれ変わる瞬間、この世に生を受ける瞬間にあの世での記憶はリセットされる様子。人は一生をかけて「天からの封書」の中を解読するのです。
ただし上爻は日辰から冲を受けて冲散する。
これは死後、魂の中には生まれ変わりを拒んで五次元にとどまる魂、あるいはそれよりも高次元に昇華する魂がある事を示唆しているにでしょう。
実に巧みに死後の世界の理を易の卦は告げます。
同時に「知りたい」という純粋な問いかけさえあれば、五行易で解明できない謎はないのだと改めて感じます。












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