占いに頼ることは弱いこと? 易照の方位予報 11月4日予報

方位予報
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占いに頼ることは弱いこと?

先日のイベントで他の出展者様と歓談する機会がありました。

その出展者は今はクラフト作家ですが、かつては房主と同じく易道を志していた時期があったそうです。

さまざまな遍歴を経て、クラフト作家という道にたどり着いたそうですが、その方から

「占いには何が大切だと思いますか?」

と質問されました。

房主はこれに対し

「感じる事でしょうか」

と答えました。

房主の鑑定スタイルは、出した卦を周易的に直感で吉凶の方向性を探り、その答え合わせを五行易で論証していく感じです。

易経の言葉、特に爻辞は吉凶の言葉が明確に記されています。しかし、占的に応じては必ずしもこれが当てはまらない。

その占的は相談に応じ千差万別ですから、爻辞の言葉だけでは吉凶の判断がつきにくい物です。だから周易は、爻辞だけではなく卦象の形から、あるいは卦を逆さまにした綜卦や錯卦からその真意を探ります。

そういった意味では五行易は暦の作用を加え五行の強弱を持って占断を下すので、吉凶の判断は明確です。

それでもその機関には吉凶両方で解釈できる場合も多く、それゆえに先人はシンプルに卦を読むことを推奨します。従って、出した時の吉凶の方向性を感じておくことは大事なのです。

房主が学生時代には、夜になると駅のガード下や、閉店した百貨店のシャッター前に辻占いの易者が多数道ゆく人を占っている光景を見ましたが、今はすっかり見なくなりました。

房主の所属している占いの館も所属する鑑定士の9割は女性です。ある種ビジュアルが求められる部分もあるので、視覚的に吉凶を断じるタロットカードは、占術として大変人気です。

当然ながら相談に訪れる方も7割から8割女性の相談者です。男性はある意味戦前までの儒教的道徳観念が日本人の根底にあり、「占いに頼るのは心が弱いからだ」という観念に支配されているように感じます。

是(こ)の故に君子の居りて安んずる所のものは、易の序也。楽しんで玩(もてあそ)ぶ所のものは、爻の辞也。是の故に君子は居れば其の象を玩び其の辞を玩び、動けば其の変を観て其の占(せん)を玩ぶ。是を以て天より之を祐(たす)け、吉にして利ろしからざる无(な)し。(繋辞上伝第2章)

だから君子が平常心でいられるのは易経というものに通達しているからだ。易の爻にかけられた言葉を自在に解釈してこれをあらゆる事象になぞらえる。平穏無事な時にあっては易経の卦象やその言葉よりことの行く末を予測し、有事においては占筮して吉凶を断じる。このようであるから常に天意を汲み、天もこれを助けるから不慮の事態に陥ることなく,泰然自若である。

繋辞上伝で孔子もこのように論じている。そもそも、易経は占いのテキストとしてまとめられ、その易経の理念の具体的実践として「儒教」があります。しかし、孔子没後の弟子たちがこれを曲解、「儒教至上主義」の方向にベクトルを振った時、「君子たるもの、占いに頼る可ず」という誤った解釈が生まれてしまいます。

事実、経営者、政治家の多くは密かに占い師の門を叩きます。それは、いかに人事を尽くしてもそこにはなんらかの遺漏があるからです。その上で、占筮して天意を知り、遺漏無き様に手を尽くす。

天網恢々、疎にして失わず (老子73章)

だから、占いに頼ることは「弱いこと」ではなく、より良い方向へという能動的な行為であると考えます。

ただし、占筮の結果から行動を起こすのはあくまでも当事者です。

だから鑑定士が行動を指示したり、束縛することはあってはならない。もし、その様な鑑定を行ってしまうと、そこに相談者と鑑定士の間にある種の依存関係が生じてしまいます。

はじめに決断ありき…で占いに正答を求めることをせず、はじめに占いありき…で正答を求めるならば、そこは確かに心の弱さ…というべきでしょう。

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください
サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。

易照の方位予報 11月4日予報

方位予報図

予報詳報

北☁

吉凶半々(開門旺相・五黄殺同会) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉凶半々。方位地支は官鬼が日辰より生を受けますが空亡です。架空の京急や儲け話等、耳触りの良い話に警戒しましょう。ギャンブルは勘が鋭い様で、逆に裏目裏目に働いて損をします。お買い物は不良品に注意しましょう。

交際運…やや凶。信頼していた相手に裏切られたり、嘘をつかれることがありそうです。

仕事、交渉、勝負運…吉凶半々。仕事では、ウッカリのケアレスミスで信望を失ったり、物事が振出しに戻ることがありそうです。交渉事、相手の妥協や歩み寄りには何か裏がありそうです。すぐに結論を出さず、慎重に判断しましょう。勝負事、作戦が相手に看破されて苦戦を強いられそうです。

健康…体調を大きく崩しやすい方位です。風邪などを引きやすいです

北東🌂

小凶方位(驚門休囚) お出かけした場合の方位事象…

金運…やや凶。うっかりして貴重品の忘れ物や落とし物に注意。お買い物は、耳触りの良い宣伝文句につられ衝動買いしそうな方位。価格を確認せず購入して、予想外の請求に驚くこともありそうです。ギャンブルは勝ったり負けたりですが、回数を重ねると負けが先行します。引き際を見極めましょう。

交際運…吉凶半々。ウッカリ相手との約束を失念していたり、待ち合わせの時間や場所を間違えたりしそうです。通信障害、メールの誤送信などにも注意。

仕事、交渉、勝負運…やや凶。仕事では、部下の過失の連帯責任を上司から問われたり、報告や伝達ミスで滞ることがありそうです。交渉事、書類や契約内容の見落としがありそうです。勝負事、攻守ともに大雑把。大技に頼って隙が生じそう。

健康…過労による手足関節の不調、腰痛など

東☂️

凶方位(死門・日破同会)お出かけした場合の方位事象…

金運…凶。ぼんやりしていて、忘れ物や落とし物が多い方位です。お買い物、キャッチセールスやコピーに心が動き、乗せられやすく、気が付くと高額な契約を結んでいたり、分不相応な高級品に手を出してしまいそう。ギャンブルは回数を重ねるとのめりこんで、掛け金も大きくなるでしょう。

交際運…凶。舌禍対立の暗示。お互いに言葉が過ぎて、過剰に反応してしまいそうです。カップルは特に凶。

仕事、交渉、勝負運…凶。仕事では過失により上司から叱責を受けたり、意見や方向性をめぐって上司や先輩と対立しそうです。交渉事、交渉の場で調子に乗って余計なことを口にした離、提案してしまいそう。勝負事、相手の奇襲や作戦に翻弄されて、チームワークが乱れそうです。

南東🌤

吉方位(景門旺相) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉。方位地支は辰が子孫を帯び、ギャンブル運が好調です。九星は八白土星が巡るので金運好調。ひと山当てそうです。お買い物でもお買い得品、バーゲン品等お買い得品が多い好方位です。

交際運…吉。飲食はさらに吉。冷え込んでしまった人間関係、疎遠になってしまった交友関係の修復改善に吉。飲食を伴うとわだかまりも消えて、撚りを戻せそう。

仕事、交渉、勝負運…吉。仕事では、部下や同僚の活躍や協力が得られて成果を上げられそうです。交渉事、両者の間に遭った大きな隔たりが解消しそう。問題や支障となっていた事の具体的な解決策やプランを思いつき、提案することで物事が大きく進展しそうです。勝負事、守りを固め相手の攻撃を凌ぐと、相手のミスによりチャン氏が到来します。

健康…大きく崩れることはありませんが、段差につまずいたりスリップによる転倒事故に注意

南☂️

凶方位(杜門・暗剣殺同会・天道・天徳・月徳) お出かけした場合の方位事象…

金運…凶。お付き合いでの出費が増えそうです。お買い物では、友人や交友筋から進められるがままに、不要な物を購入するなど不本意なお買い物を強いられそうです。ギャンブルは勘が鈍って裏目裏目に働き負けを重ねそう。

交際運…凶。相手の話を聞いていなかったり、氣の無い返事から相手の不信を買ってトラブル生じやすいです。待ち合わせの時間や場所を間違えたり、通信障害、メールの誤送信などにも注意。

仕事、交渉、勝負運…凶。仕事では、同僚のミスに足を引っ張られたり、自尊のケアレスミスが多く、諸事滞りそうです。交渉事、相手態度が翻意。ライバルからの強い干渉や条件の提示。まとめるには相当の譲歩や妥協が必要となります。勝負事、集中力を欠き攻守とも精彩を欠きます。苦戦するでしょう

健康…ストレスから胃腸を傷めたり、声を出しすぎて喉を傷めることがありそうです

南西☁

吉凶半々方位(傷門休囚) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉凶半々。方位地支は妻財と子孫が同会するのでまずまずですが、九星は六白金星が巡り、ギャンブルに強い傷門ですが、回数を重ねるとのめりこんで掛け金も大きくなりがちです。引き際を決めてから臨むとよいでしょう。お買い物は理性より物欲が先行して、よく確認しないままに二流品や不良品を衝動買いしてしまいそうです。

交際運…やや凶。相手の話を聞いていなかったり、氣の無い返事から相手の不信を買ってトラブル生じやすいです。夫婦やカップル間では強引なエスコートや態度にクレームが付きそうです。

仕事、交渉、勝負運…やや凶。仕事ではリーダーシップを発揮しようと張り切りますが、周囲が付いてこず空回りしそうです。交渉事、熱心なこちらのプレゼンに、相手の反応が今一つ。手ごたえをつかめないでしょう。勝負事、リーダー不在、あるいはリーダーシップを発揮しようとしても支持が得られずで攻守の方針をめぐって内部分裂しそうです。

健康…ぼんやりして頭をぶつけたりして怪我をしそうです。

西🌤

吉方位(生門旺相)お出かけした場合の方位事象…

金運…吉。方位地支は妻財を帯びて日併するので好調な方位です。ギャンブルも好調ですが、九星は二黒土星が巡るので、大金をかけての一攫千金は不可。お買い物は日用品や、食料品といった者にお買い得品が多いでしょう。

交際運…吉。飲食はさらに吉。悩みや相談事に対し、相手はしっかりと受け止めてくれたり、他愛もない会話の中から、お互いの絆の深さを再確認しそうです。

仕事、交渉、勝負運…吉。仕事では、日ごろの努力を評価されたり、継続して取り組んできたことの結果が出そうです。交渉事、こちらのプレゼンの条件に、相手は好反応を示し歩み寄りが見られそうです。勝負事、奇襲奇策よりも正攻法が奏功します。

健康…大きく崩れることはありませんが。暴飲暴食に注意。

北東🌤

吉方位(休門旺相) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉。方位地支は子孫と官鬼が同会で、ギャンブル運が好調です。思わぬ幸運で一山当てて臨時収入も期待できます。お買い物は思わぬ掘り出し物を見つけたり、価格交渉で大幅な割引を受けられたりしそうです。

交際運…吉。飲食は特に吉。お悩み相談に吉方位です。交友筋だけでなく、公的な窓口に相談してみ良いでしょう。

仕事、交渉、勝負運…吉。仕事では、部下や同僚の協力、好アシストを得て成果を上げられそう。交渉事、相手側の態度が軟化して歩み寄ってきそうです。成約に向けて、自然にまとまりそう。勝負事、方針や作戦に固執することなく、柔軟臨機応変に対応することで好機が到来しそうです。

健康…大きく崩れることはないでしょう

凶方位への処方箋

警戒方位…東☂️、南☂️

東☂️…北西🌤に方位除けが可能です。吉方位に移動後、現地への移動が南東🌤となるように調整して方位除けを行いましょう。

南☂️…南東🌤に方位除けが可能です。吉方位に移動後、現地への移動が西🌤となるように調整して方位除けを行いましょう。

注意方位…北東🌂

効果的な方位除けが難しい方位です。吉刻を利用して現地に移動するとよいでしょう。

当サイトの方位による運氣作用への考え方
当サイト主の考える、吉運氣と凶運氣の作用とその対策について、記事後半で具体的な「方位除け」方法を解説しています。

氣學・本命星日運

4日注意本命星は、四緑木星、七赤金星、八白土星です(お出かけの有無に関わらず驚事発生しやすい一日となります)

四緑木星…本命星は離宮(火)に泄氣、暗剣殺が重なる衰運日です。コミュニケーショントラブルにご用心。特に上下の人間関係間の言葉遣いや言動に細心の注意を。

七赤金星…本命星は震宮(木)に定位対冲です。震宮は日辰から剋を受け、ここに日破が重なる為衰運日となります。財布を落したり、貴重品の紛失に注意しましょう。お買い物では羽目を外して大散財に走りそうです。

八白土星…本命星は巽宮(木)より剋を受けます。巽宮(木)は日辰から剋を受けるので運氣が低迷します。金運面が低迷します。お買い物は衝動買いや無駄遣いが多いでしょう。貴重品の紛失。忘れ物にご注意ください。

九星氣學 傾斜宮早見表
九星氣學におけるご自身の潜在意識、内面的性格を推断する『傾斜宮』を割り出す早見表です
「六親五類」とは
「六親五類」とは、四柱推命に由来する考え方で、自分を中心に自身に大きく影響を及ぼすであろう近しい肉親を差します。ここではこの六進五類について「五行易」での象意を解説します
九星及び定位宮の主だった象意
各九星及び定位の宮が司る主だった象意について解説します
氣學九星本命星早見表
誕生年の本命星はこちらよりご確認ください。

出発吉刻

お出かけに適した吉刻は、子刻、寅卯刻(寅刻大吉)、午刻(大吉)未刻です。凶報へおのお出かけは早朝か、正午から午後早い時間の出発が適しています。

氣學・日盤及び時盤では、子刻の南北、寅刻と卯刻の東、午刻の東と南に凶煞重なります。

同時刻凶煞方位へのお出かけはお控えください。

それでは4日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!

本日もご覧いただきありがとうございます

(易照が実現したいこと) 
今年の四月には、鑑定のお志事を柱として多くの方々のお悩みの解決のお手伝いができています 
お悩みの解決のお手伝いができ、その解決を自分の事のように喜ぶ自分がいます 
鑑定と「五行易」のセミナーなどで日々忙しいものの大変充実した日々を送っています 
3年以内に「五行易」ないし運命學に関する本を出版し、読んでいただいた人々の開運、幸せになるお手伝いができ、喜びの感想をたくさんいただいています

 

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