「衆院解散総選挙はあるのか?」

五行易占例
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「衆院解散総選挙はあるのか?」

最新の内閣支持率は25%まで下落、自民党の支持率も25%で合計50。内閣支持率と政党支持率の合計が50を下回るといわゆる「青木の法則」で、内閣支が倒れるとされますので、岸田政権は崖っぷちです。

取り敢えず年内にこれ位のスキャダルが無ければ(今も噴出ですが)、年越しはできそうです。以前も岸田内閣の崩壊は来年初頭と断じていましたから、この政治的閉塞はダラダラ続くのでしょう。

ところで、この予算をめぐる国会運営に思いを致していたら、戦前の「喰い逃げ解散」という事例を思い起こしました。

林銑十郎
林銑十郎内閣は、昭和12年度予算が可決されたのを見て、政党のあり方が政府に対して翼賛的ではないとし、議会刷新の必要性に鑑み、衆議院を解散した。しかし、政党や国民は予算成立という「ご馳走」を食べ終わるなり解散をしたということで、「食い逃げ解散」と非難した。4月30日に行われた第20回衆議院議員総選挙の投票結果は、与党的立場をとる昭和会・国民同盟などは合わせても40議席程度で、野党の政友会・民政党が優位に立った。(Wikipediaより)

今の政治情勢や国際情勢は、極めて戦前に似ていると思います。

100年前とのシンクロ
・スペイン風邪 → 原敬元総理暗殺 → 関東大震災 → 治安維持法 
 → 第二次世界大戦
・コロナ → 安部元総理暗殺 → ?

難局打開に、予算案を人質に解散に踏み切ったり、予算案可決と同時に政権浮揚を狙って解散、まさに戦前の「喰い逃げ解散」を再現するような事態に陥るかもしれません。

果たして国会の行方は?

占的「通常国会後に衆院解散はあるか?」

立卦及び卦象

本卦「風地観」、之卦「風山漸」を得ました。

本卦は度々解散総選挙の観測気球が上がって、世論の動向を見極めている総理や与党の様子。之卦は、水鳥が水辺から空に飛び立つ様子を川辺、川石、川辺の枝…の順に移動していく様子を描いた卦ですから、劇的な変化は想起できません。

用神は選挙で「官鬼」を用神とします。

二爻と五爻に現れました。五爻は至高の尊位で、総理を表し、ここに官鬼を帯びるのは解散権は総理の専権事項です。

官鬼の巳(火)は月建の子(水)に剋、日辰の午(火)に比和で旺相です。ただし空亡するので解散総選挙の話が報道されつつも、現実味を帯びていません。

二爻と五爻に再現するのは解散総選挙ちらつかせて与野党を牽制する様子。

初爻、応爻で再現する父母が日辰から合受けて合起。この辺り解散をめぐって与野党で水面下で綱引きがありそうです。

三爻の妻財の卯(木)が独初。回頭剋となっています。妻財を予算案とすれば兄弟に化す回頭剋は国民にとり負担となる増税予算案の可決成立です。

官鬼に取ればこれが原神となるので解散総選挙がありそうですが、官鬼は静爻。むしろ予算案を人質に内閣は総辞職を余儀なくされそうです。

独発する卯(木)を中心に12運を見ると、父母の未は墓。与党は負ける選挙をやりたくはないし、選挙準備が整っていない野党も消極的です。元気なのは初爻の伏神の子孫の子。月併するので旺相の伏神で、朱雀を帯びる初爻より「れいわ新撰組」あるいは「参政党」を想起させます。

そして総理を表す五爻の巳(火)は病。ここより総理に解散を決断する力は無いと断じます。

With News

つまりは、国会のやりとりはある意味茶番、出来レースです。

防衛予算増の財源に、内閣が増税を決めたことに与党内で何発が起きましたが、これも増税制作にかじを切った岸田首相に責任を負わせて頬かむりする演技だと思います

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