五行易占例 病占 「眼底の出血」

五行易占例
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妻に眼系が出血しているよ指摘されました。自覚症状は全くなく、特に痛みなども感じません。

望診の心得がある妻が原因を調べようか?とのことですがどうせならば占って照合してみましょう。

五行易占例 病占 「眼底の出血」

立卦及び卦象

 

用神は目の出血で病気を表す官鬼を採用します。二爻と四爻に現れていますが、この場合動爻の二爻を採用します。

月建に休囚、日辰に比和ですが日辰の冲を受けています。

三爻世爻の午(火)が原神となり、月建、日辰に休囚の無氣ですが発動しています。原神ですからこれが原因となります。

初爻の寅(木)が子孫で忌神を帯びますが、月破です。

上卦は反吟という現象を起こしています。

 

 

占断

用神、官鬼の辰(土)は発動のところを日辰に冲されて冲散していますので、ほどなく収まります。但し子孫が月破、また上卦反吟で少し時間がかかるかもしれません。

原神、こちらが原因ですが無氣発動、之も重篤ではありませんが白虎を帯類しているので爻位から肝臓、腎臓、或いは胃に出血という症状がみられる。胃の出血であれば自覚症状があるはずなので肝臓卦腎臓でしょう。

結果

妻の望診内容と一致しました。おそらく肝臓であろうとのことです。四爻の官鬼は静爻ですがこれば未病。爻位から胃、脾臓といった腰回りの臓器ですから肝臓も含まれます。

節制しないとなぁ(遠い目)

調べたら、眼底出血ではなく「結膜下出血」というのだそうです

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