周易易断技法 ①周易の易断の解釈

周易64卦解釈
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周易易断技法 ①周易の易断の解釈

五行易(断易)とは異なり、同じ易でも周易は解釈に熟練を要する占法です。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉がある通り、何かを占って同じ卦を得た時でも、それを解する易者によって吉、凶の占断が異なるからです。

五行易の占断に周易の吉凶の解釈を持ち込むことは基本致しませんが、易占のアドバイスや今後の自体の推移に、周易的な解釈は有効な場合があります。

そこで本稿は、東占房流の解釈を交えつつ、周易的な占断技法にアプローチするものです。周易で実占を立てられている方にも参考になる技法かと思われます。

周易と五行易は何が異なるのか?

五行易(断易)は確立された理論のもと、占った月日暦と立卦した卦象に五行を当てはめて、その吉凶優劣において吉凶を断じる言わば左脳的な断法となります。

従って、吉凶の断を下す公式(理論)を覚えてしまえば、誰でも正しく吉凶を下すことができます。

一方で周易は占った物事に対し、得た卦象、また易の卦、爻に掛けられている言葉(卦辞、爻辞)を用いて占断を下していきます。

「易経」は、そもそもが占いのテキストとしてまとめられた本ですから、各々の卦には吉凶の明確な断が文字として書かれているのですが、この掛けられている言葉(辞)は、中国の古来の文化、伝統やしきたりがそのまま漢字として書かれており、現代人、特に異国の日本人にとって理解しがたい、難解な漢字や言葉が多いです。

そして易の卦象はそもそもが、人間が目にする様々な現象、事象を具象化したものです。

例えば「地雷復」という卦象は、地(水)平線からのぼる朝日を具象化した象(かたち)です

ここから占った物事にこの卦象を当てはめるとき、朝日の象であるからスタート地点、始まり、復活を想起したり、太陽が昇ってくる容姿から、これから調子が出てくる、まだ力が弱い…等と断じるのです。

例えば今秋の収穫の多寡を占ってこの卦を得たのであれば、太陽が昇りすすむ象ですから前年に比して微増、復活ととらえるならば前年は余り良くなかった…と類推します。

あるいは微弱、微細という観点からこれを解釈するならば、夏の病害虫の害を防ぐ…等と類推します。

…とこの様に一つの卦象だけでも様々な意味や現象を内包いたしますから、ここに易者の力量が問われる所以です。

占って得た時の最適解というものが存在しないのです。

易の卦象に対する様々なアプローチ

そこで、周易では占った物事に対する吉凶の断を下すために、得た卦象を様々な角度、或いはその卦が内包しているものを多角的に分析し、占断へと導いていきます。

房主は周易家ではありませんが、このテーマを少し掘り下げ、実際に周易で用いられている技法に、東占房流の技法を交えつつ遺していこうと思います。

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