易照の方位予報 6月2日予報

方位予報
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「健康」であること

 精神世界において、「肉体」は器であり「自己」という概念は鏡に映る自身の姿ではなく、自身を形成する「魂」という精神的な存在を重視します。

 エネルギー體として自己をとらえてみても、容姿や肉体を意識するとそこに「執着」が生じ、エネルギー體としての波動(周波数)が低下するといわれています。

 物質は主に個體、液體、氣體の三つに分類されますが、氣體以上に高次な存在としてプラズマ體があります。ここまで高次になると、それまでとは異なり下位のレベルの存在に影響を与えるようになります。科学実験ではプラズマ體まで高めた存在は、硬い金属ですら原子レベルにまで分解してししまうということが証明されています。ここまで次元を高めた存在は、スピリチュアルな世界で言う「天使」であったり「ハイヤセルフ」「守護霊」「指導霊」といった存在だと思われます。

 今、自身が理解している知識をもってそれぞれの存在を定義すれば、個体である「肉体」は可視できる人の存在。液体までエネルギーを高めれば「霊」という存在となり。これは時々目撃されたり、写真等にいわゆる「心霊写真」として映り込んだりします。(幽霊が「水」と密接な関係を表す「怪談」もそういったことが背景にあると思われます)

 さらにエネルギー體として波動(周波数)を高めると、その存在は「霊魂」となり、それは不可視であり、3次元で生きる我々が「意識」しないとその存在は認知できないものです。それゆえ、日本では古来よりお彼岸、お盆等、お墓詣りを通じ「霊魂」の存在を意識する伝統が多く伝えられ、年中行事で事あるごとに「供養」と称した祭事も多いのはそうした「霊魂」の存在を日常的に意識づけするためだと思われます。

 面白いことに西洋キリスト教の聖書で和訳される「聖霊」は、およそ霊魂とは別次元の存在として定義され、中国で「霊魂」される言葉は「鬼神」であり、「霊魂」が尊い存在である…と言う概念はその宗教的、死生観的概念からはうかがい知ることはできません。「霊魂」の存在を崇高なものとして崇める日本人が、他の民族より優れているということを主張するわけではありませんが、やはり日本人が抱く独特の宗教観や死生観は、他の民族と比べると独特であると言えるでしょう。

 その日本人の精神的観念は、「唯心論」的であり、神道もいわゆる聖書のような『聖典』が存在しないのは、書き表すことなくとも個々人が保有するものとしての前提があり、この世に生を受けて成長するに従い、誰かに教え導かれることなくその域に達する…ということが自然であるからだと思います。

 

 そこには「物質」よりも「心」や「精神」といったことが重視される思想的背景があり、そういった意味で「肉体」を軽視するわけではありませんが、「肉体=この世での仮の姿」と日本人は本能的にとらえているのでしょう。

 ただ、残念なことに現代の我が国の医療をはじめ社会環境は、すっかりそうした考えとは逆行しています。医療に関して言えば、肉体が感じる「苦痛」を除去することを目的とした「対症療法」が主流です。患者が「痛い」「苦しい」「辛い」と感じる症状に焦点が当てられ、その症状を「除去」ないし「軽減」することに終始した治療は、根本原因を解決することなくその場その場で治療が完結してしまいますから、ほどなく薬が切れたり、治療効果が切れると症状が再発することになります。

 肉体が「辛い」「痛い」「苦しい」…と感じることは、自身のその意識がその都度「肉体」という個体に向くことになります。これは言い換えれば「肉体」への執着を生じ、その執着は意識の周波数を「肉体」という個体に定着させ、自身の魂の放つ周波数(波動)の低下を招いている原因であると考えます。

 勿論、今病で苦しんでいる方々に「痛みを超越しろ」などと精神論を振りかざす氣は毛頭ありませんが、「肉体」という個体を日常生活においてできるだけ意識することなく、自身の周波数(波動)というものを高める条件の一つに、「当たり前としての健康」という条件があると思います。

 運命學的な見地から物申せば、運氣の低下は「体調の不良」が原因であることが多いです。四柱推命で言う「大運」では、主に命式が帯びる「五行」のバランスから、多すぎる(強すぎる)五行、あるいは不足する(弱すぎる)五行が、月日が帯びる五行と不調和を生じ、そうした不調和は主に体調の不良として表れてきます。その時、肉体が感じる苦痛、苦しみから人は嫌でも「肉体」を意識しますので、そのために魂の周波数が下がり、その結果運氣が低迷するのです。

 生活する上で、様々な苦痛、事故や怪我は免れませんが、少なくとも毎日摂取する水や食、ライフスタイル等、自身で守れる部分は自身で守り、個体である「肉体」が傷ついたり、苦痛を感じたりするような事態をできるだけ防ぐ。年月が帯びる五行により、その人の運氣は一生涯通じて安定、安寧といった事態はまずありえませんので、そういった事態を防ぐ目的のためにも、身近な日常の食、水などには注意しなければならないのだと感じています。

 

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください
サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。

易照の方位予報 6月2日予報

方位予報図

予報詳報

北…🌂

驚門(金)が坎宮(水)に巡ります。宮及び、日辰からの作用はありません。方位事象、万事想定外の支障事多い方位。特に部下や取引先、子どもなどから凶報もたらされます。何事も思うように進まず悩み、ストレス尾を抱え込みます。方位地支「父母」を帯びるので、提出書類、通信などで不備が生じやすい。送信前、提出前に再度チェックしましょう。健康面、怪我の多い方位です。思わぬ展開にハンドル操作や高位行動を出ださないように平常心を心掛けましょう

北東…☔

死門(土)が旺相艮宮(土)で比和旺相。日辰から門は火・生土と生を受け、凶門の攝堤と同会の凶方位です。方位事象、特に人間関係での金銭をめぐる対立が発生します。方位地支、丑(土)「妻財」をおび日誌員子孫より生を受けますが、甘い勧誘、油断といった氣の緩みが原因となり損失をこうむりそうです。健康面、精神的な悩みからの頭痛や発熱等

東…☔

景門(火)が吉星青龍と巡るものの、ここに暗剣殺巡ります。門は日辰から生を受けるので逆に凶意が増加する凶方位です。方位事象、友人や知人からの勧誘が多い一日ですが、特にこの方面金運が低迷するので、金銭にかかわるお誘いは断るほうが吉です。党友関係も不安定で、飲食の席で口論となったり、対立生じるきっかけになります特に対人関係で言葉と行動が一致しない一日です。これが相手の不信を招いたり、問題の原因となりそうです。健康面、食あたり、腹下しなど

南東…☂️

杜門(木)定位で巡り旺相。ここに凶星咸池が巡る凶方位です。男性は特に浮気注意。妻帯者この方位に出かけての異性との交遊は注意。方位地支辰(土)は「妻財」を帯び日辰より生を受け、巳は「子孫」を帯び日併するので、特に男性はハニートラップに要注意。金運も低迷し。財布や貴重品を落としたり、忘れ物したりといった事態に注意。

南…☁

傷門(木)は離宮(火)に木・生火と泄氣。日辰も巳(火)で宮を強めるので、凶門泄氣して凶意は減少します。方位事象、特に子どもがけがをしたり火傷を負ったりと、トラブル多いです。九星は七赤金星が巡り、発言が凶事招くの象。甘い見通しの勧誘や広告などが目につきがちです。一時的なステータスを満足させるようなお買い物、契約などに注意。周囲が落ち着いてからでも遅くはありません。

南西…🌤

生門(土)が坤宮(土)で比和旺相。2日唯一の吉方位となります。特に四Sごとや試験面接といった功名運が好調で、ラッキーな出来事にそう遇したり、周囲から助言や援助を得たります。方位地支、申(金)は官鬼を帯びて空亡します。日辰は子孫を帯びこれに合してきますので、病氣や地貼付量は長引きそうです。

西…☂️

休門(水)は兌宮(金)より生を受けます。吉星も太乙巡り上々の吉方位と思えますが、五黄殺巡る為凶方位です。方位事象、この方位での志事、商売。営業は不調。脇が甘いと相手につけ入れられ、価格や条件面で不利な項目を提示されたり、条件をめぐって激しいやり取りが繰り広げられそう。健康面、飲食に関わる食中毒に注意

北居…☂️

開門(金)が乾宮で巡り、宮の五行と比和旺相。一見吉ですが2日、亥方面日破を伴うので、諸事過失、トラブルが多い方位。九星は四緑木星が定位対冲。携帯端末の電波需給が不安定。通信障害や、また、

年長者との対人関係、言葉のやり取りに中止しましょう。健康面、呼吸器系、のどの痛みなど

凶方位への処方箋

警戒方位…北東、東、南東、北西

凶作用を伴う悪煞多い注意日です。吉方が南西しかないため効果的な方位除けが難しい一日となります。

可能な限り吉時間をご利用ください。

氣學・注意本命星

2日中の本命星は、四緑木星及び七赤金星本命星です。(お出かけするしないにかかわらず凶作用を伴います)

四緑木星…乾宮(金)で定位対冲で巡り運氣は低迷します。特に飲食では食あたり。上司からの叱責を受け、信用信頼失墜等、特に提出する書類関係の紛失。不備等にご注意ください。

七赤金星…本命星は離宮(火)に回座。門は宮及び日辰から剋を受けるので、運氣は低迷します。派手な行動や言動はスタンドプレーと非難されます。周囲との協調を大切に

 

「六親五類」とは
「六親五類」とは、四柱推命に由来する考え方で、自分を中心に自身に大きく影響を及ぼすであろう近しい肉親を差します。ここではこの六進五類について「五行易」での象意を解説します
氣學九星本命星早見表
誕生年の本命星はこちらよりご確認ください。

出発吉刻

お出かけに適した吉刻は、丑刻、午未刻。戌亥刻と、現実的な時間に制約があります。凶方位へは昼食後の良いでしょう。

 このうち氣學・日盤・時盤の注意方位はありません。

それでは2日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!

本日もご覧いただきありがとうございます。

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