易経のスパイラル構造 易照の方位予報 8月1日予報

方位予報
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易経のスパイラル構造

易経の八卦の成り立ちや、九星気學を學ぶ上で外せない知識の一つに「先天図」と「後天図」があります。易の八卦を東西南北の四方(四正)と、北西、南東、南西、北西の四方(四維)の八方向に当てはめた図で、「先天図」は宇宙的な視点から見た世界(地球)の成り立ちを示し、一方「後天図」は人を中心に四時の巡り、四季の巡り、自然環境を表したものとされています。

先天図での八卦の変遷は、「乾→坤①」「震→巽②」「坎→離③」「兌→艮④」の順に変遷します。これは言うなればこの地球という天体の形成を八卦で表したものです。

①遠く宇宙より運ばれてきた小惑星が集まり(乾)→ぶつかり集合して地球という天体が形成された(坤)

地球の誕生No4

②原始の地球では大嵐が起こり、雷は轟き(震)、大風が吹き荒れた(巽)

太陽光というエネルギーの恵み-その2「地球の誕生と生命の発生を考える」 | ACORN

③地表には天より大雨が降り注ぐ一方で(坎)、地よりマグマが噴出し噴火を繰り返し地表を穿った(離)

試験管内の「原始スープ」からRNA塩基を合成 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

④やがて気象は穏やかとなり、降り注いだ水は河を形成し海を作り(兌)、噴火の収まった地表は隆起した山々に覆われた(艮)…これが概ね先天図が指し示すところです。

この先天図は九星の裏盤とも呼ばれ、自身の本命星の易の卦象の反対にあたる卦象の星が、自身の過去生であろうと易照は考えています。

ところで①~④までのペアを具象化するとこのような矢印が描けます。

あたかも八卦全体で「∞」のスパイラルを象徴するようです。

さらにそれぞれの八卦の隣接する五行の相互関係を当てはめたものが以下の図です

図の「兌」の五行は本来は「金」でありますけれども、一方で「兌」は「沢」でもありますから一方で「水」の五行も合わせもちます。また「艮」の五行は「土」でありますけれども、一方で原初の山は「活火山」でしたから「火」の五行も併せ持ちます。

一目見た時とても美しいと感じました。おそらくこれが「波動の象」いわゆる神聖幾何学の模様なのでしょう

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「後天図」を見てみましょう。

右上の数字は縦横斜め全て合計が「15」になる魔法陣です。そして①の一白水星定位の坎宮(水)から九星は「飛泊」と呼ばれる独特な動きを見せます。

①~⑨までの動きを後天図に重ね合わせると以下のようになります。

こちらも「∞」が重なり合う見事な幾何学模様を形成します。

八卦の準も左から右の順に並べると見事に「陽→陰→陽→陰…」の配列となります

陽→陽あるいは陰→陰という関係では何も生じない。電気も「+」と「-」があることでそこに「電流」という流れが生じます。それが「氣」でありその「氣」より万物が生じる。ですから大本の「氣」を「元氣」といい、そこより生じた「氣」を常に循環させることで人も、この世の生きとし生けるもの全てが成り立っています。

この世は「矛盾」だらけです。しかしその「矛盾」にこそ膨大なエネルギーが秘められている。実は我々が生活するこの地球そのものがエネルギー體であり、我々の周囲は常にエネルギーに満ち満ちている。

なんとなく眺めている易の卦象も、九星の日盤もこうして具象化すると膨大な氣の流れを感じます。神聖幾何学のシンボルもそうですが、陰陽師が用いた「五芒星」もそういった「∞」のエネルギーを出したり封じたりする一つのシンボルと考えられそうです

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください
サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。

易照の方位予報 8月1日予報

方位予報図

方位予報図

北…☂️

傷門(木)が坎宮(水)より生を受け、暗剣殺と同会する凶方位です。お出かけした場合の方位事象、方位地支は兄弟を帯びるので交際運が低迷します。自身を含め大雑把な対応、横柄な態度を取ったり取られたりで不快な思いをしそうです。あるいは友人との約束がキャンセルになったり約束を破られたりしそうです。家族でお出かけの場合は子どもから目を離さないようにしましょう。また交通事故の暗示があるので運転には注意。健康面、片頭痛やめまい、のぼせ等

北東…🌤

生門(土)が艮宮(土)で比和。門は日辰から火・生土で生を受けるので旺相の吉方位です。お出かけした場合の方位事象、試験や面接、試合、勝負事、仕事等に吉。方位地支の丑は官鬼、寅は子孫と方位が官鬼と子孫を帯類するので、抱えていた大きな問題やトラブル支障事は、この方位に出かけることで自然と解決策が見つかったり、解決の糸口がつかめそうです。体調に不安をかかえていたり、何か持病のある人はこの方位での療養、湯治などに効果がありそうです。また悩み事や問題ことはこの方位で友人に打ち明けてみたり、相談してみると力になってくれそうです。県湖面は大きな崩れはなさそうです。

東…🌤

休門(水)が震宮(木)に巡ります。宮及び日辰からの作用はありませんが、吉星の太乙が同会するので吉方位です。お出かけした場合の方位事象、方位地支は子孫で何かと幸運、希望に満ちた好方位。九星は八白土星で、お悩み事や中断していた物事が再始動、好転する暗示があります。また金運が好調でお買い物では掘り出し物との遭遇、思わぬセールに遭遇しお買い得感を味わいそうです。レジャーでは登山やハイキング、自然に触れること、自然に親しむことで運氣が大きく回復します。健康面は大きな崩れはありませんが、アウトドアは手足のケガに注意

南東…⛅

開門(金)が巽宮(木)を剋します。一方で門は日辰から剋を受けるので吉門回座ですが若干吉運気が低下します。お出かけした場合の方位事象、方位地支の巳(火)は妻財を帯び日併と金運が好調です。探していたものと運命的な出会いをしたり、立ち寄った店で偶然掘り出し物を見つけそうです。辰は官鬼を帯びますが、吉門効果で、金銭に関わる悩み事で解決策が見つかったり、解決の糸口が見いだせそう。九星は九紫火星で直感が冴え、お出かけすることで重大な閃きを得たり、学びを得そうです。健康面は火勢が強ので熱中症に注意

南…☂️

驚門(金)が離宮(火)と日辰から剋を受けますが、五黄殺同会で凶方位です。お出かけした場合の方位事象、方位地支は妻財を帯びるので金運が低迷します。金銭に関わる詐欺などの犯罪に巻き込まれたり、貴重品の紛失に用心ください。また交際面では相互不信、コミュニケーションの行き違いから対立口論の暗示があります。夫婦やカップルは不倫や浮気の疑惑を持たれたり、隠していた関係が白日の下にさらされたりしそう。健康面では食あたりにご用心

南西…☔️

死門(土)が定位でさらに日辰から生を受ける凶門旺相の凶方位です。大凶門の死門(土)旺相でお出かけには要注意。方位事象、方位地支は未(土)が官鬼、申(金)が父母を帯びるので事故やトラブル多く、心労ストレスをかかえます。回座九星は七赤金星で舌禍の暗示。また金運面では金銭に関わる詐欺などの犯罪、勧誘、誇大広告に注意。健康面は、飲食が原因の体調不良。また埃っぽい所では、喉を傷めやすいのでご注意ください

西…🌤

景門(火)が兌宮(金)を剋しますが、日辰から生を受けるので吉方位です。お出かけした場合の方位事象、直感が冴え頭の回転が速くなる方位で、お出かけ先で悩み事、抱えていた問題の解決策を思いついたり、閃いたりしそうです。方位地支は父母を帯びるので、この方位の年少者に相談したりするのも良いでしょう。金運も好調ですが三碧木星が定位対冲で巡るので、調子に乗って大散財しないように、特にギャンブルに注意。健康面は大きな崩れはなさそうです

北西…☔️

杜門(木)が乾宮(金)より剋を受けますが、宮自体が日辰から剋を受けることと、凶煞の日破が重なる為凶意の強い悪方位です。お出かけした場合の方位事象、金運や交際運が低迷します。金運面では貴重品の紛失や盗難にご用心。交際面では方位地支の亥(水)が兄弟を帯び同じく兄弟の日辰から冲を受けます。友人同士の喧嘩に巻き込まれたり、友人から誤解されて関係が悪化しそう。健康面では腹痛、消化不良。また物忘れに注意しましょう

凶方位への処方箋

警戒方位…北、南、南西、北西

南北の凶方位には西(🌤)への方位除けが可能です。西に移動後は北の場合は北東(🌤)、南の場合は南東(⛅)への移動となるように調整してください。吉方位での滞在時間は30分超が目安です。

北西には北東(🌤)に方位除けが可能です。北東移動後は現地入りが西(🌤)となるように調整してください。

南西には南東(⛅)に方位除けが可能です。北東移動後は現地入りが西(🌤)となるように調整してください。

いずれの方位も凶意が強いので、現地への移動は吉刻の利用をお勧めします。

 

当サイトの方位による運氣作用への考え方
当サイト主の考える、吉運氣と凶運氣の作用とその対策について、記事後半で具体的な「方位除け」方法を解説しています。

氣學・本命星日運

宮が日辰より受ける作用がうまく表に反映されていなかったためリニューアルしました

1日注意本命星は一白水星、三碧木星、六白金星です(お出かけの有無にかかわらず凶事発生しやすい一日となります)

一白水星…夏場は一白水星、月建の作用も関係し衰運日が多くなります。1日は一白水星中宮に回座する八方ふさがり。日辰から中宮は生を受け旺相のため宮から受ける剋の作用も大きく運氣は低迷します。特に金銭面と体調面に注意しましょう。無理をせずゆったりとした休日を過ごすのも一手。

三碧木星…本目征は兌宮(金)で定位対冲です。積極的な行動が裏目に出る一日です。宮は父母を帯びるので悩みやストレスを抱え込みやすい。またコミュニケーションをめぐるトラブルにご用心。

六白金星…本命星は坎宮(水)に対して金・生水の泄氣で何かと多忙、疲労を感じやすい一日です。暗剣殺を抱えるので周囲の騒動に巻き込まれたり、問題難題を持ち込まれてはストレスを感じそうです。人間関係では少し距離を置いた単独行動もありです。

「六親五類」とは
「六親五類」とは、四柱推命に由来する考え方で、自分を中心に自身に大きく影響を及ぼすであろう近しい肉親を差します。ここではこの六進五類について「五行易」での象意を解説します
氣學九星本命星早見表
誕生年の本命星はこちらよりご確認ください。
日盤より運氣を推断する法
日盤を使った運氣及び発生する事象の推断法を解説します
九星氣學 傾斜宮早見表
九星氣學におけるご自身の潜在意識、内面的性格を推断する『傾斜宮』を割り出す早見表です
九星及び定位宮の主だった象意
各九星及び定位の宮が司る主だった象意について解説します

出発吉刻

 

お出かけに適した吉刻は、丑刻、午未刻(午刻大吉)、戌亥刻で、凶方位へのお出かけは正午以降がおすすめです。

氣學・日盤及び時盤では、午刻の北西、亥刻の南北凶煞が重なるのでご注意ください。

それでは8月1日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!

本日もご覧いただきありがとうございます

(易照が実現したいこと) 
来年の四月には、鑑定のお志事を柱として多くの方々のお悩みの解決のお手伝いができています 
お悩みの解決のお手伝いができ、その解決を自分の事のように喜ぶ自分がいます 
鑑定と「五行易」のセミナーなどで日々忙しいものの大変充実した日々を送っています 
3年以内に「五行易」ないし運命學に関する本を出版し、読んでいただいた人々の開運、幸せになるお手伝いができ、喜びの感想をたくさんいただいています
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