神社の参拝作法を考える 易照の方位予報 8月25日予報

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神社の参拝作法を考える

神社の一般的な参拝作法は「二礼、二拍手、一礼」が一般的です。

ただ、神道というものは易経と親和性が高く、江戸時代の国学者である平田篤胤は、易経を作ったのは「大国主命=大黒天」だと大胆な説を唱えています。

古事記では、天孫降臨の際に大国主命は「大社造り」と呼ばれる高天原にある神殿と同じ神殿の建立と引き換えに葦原の中つ国を瓊瓊杵尊に譲り、みずからは船に乗り海の彼方に旅立ったと「古事記」では伝えられています。

船に乗り海に漕ぎ出した大国主命が行き着いた先が中国大陸で、そこで大国主命は易経を作った伏羲となったという説。

伏羲像
天の神道を観るに、四時忒(たが)はず。聖人は神道を以て教えを設けて、天下伏す
(易経「風地観」大象伝)

易経の「風地観」の大象伝には「神道」の文字が見られ、古神道の世界では易経の世界観の下地に神道の世界観があると唱える学者もおります。

「道」を唱えたのは老子ですが、「天道」「地道」に「人道」があり、おそらくこれを統べる存在としての「神道」を老子も意識していたと思います。

或いは、易経の象伝、大象伝を著したのは孔子ですから、信仰とは別に礼の下地、あるいはその根拠として「神道」を意識していたのかもしれません。

易経のたった二つの「陰と陽」が織りなす無限性と、循環する永続性に想いを致すと、そこには大いなる「宇宙識=神」の息吹を感じ取ることが出来ます。

神社のご神体は「鏡」であることが多いのですが、はっきりと自らの姿を映し出す「鏡」という存在が貴重な時代において、古代の人は鏡に映し出される姿に「神」を見出したのかもしれません。

今と違って制度にばらつきがあった鏡に映し出される自らの姿は、その日その時の外界の照度によっても微妙に映し出される姿が変わったでしょうし、ともすると鏡の前に立つ己自身のその時の心境によっても、見る姿が異なっていたかもしれません。

思えば「鏡(かがみ)」事態が実に味わい深い言葉で、「かがみ」から「我(が)」を取れば「かみ(神)」となります。

だから神前においては欲望をすて、天地一体となる時にその神意が示されたり、鏡に投影される己の姿が神と重なる…とこのように古代においては信じられていたと想像します。

その上で「二礼、二拍手、一礼」という作法を改めて考えてみると、今一つしっくりしません。

なぜならば「易経」も「神道」も、「こうしなさい。さもなくば…」というような人の行動を束縛するような戒律や警句は存在しません。

言わば、神前に誓いを立て、神意を己に降臨させ、神に変わって人がそれを行うことが「易経」の人の役割であり、これは神道においても同様でしょう。

その際に易経は「天地人」の三才すなわち、「乾(天)道」「坤(地)道」の間に、天地に相並ぶ存在として「人道」があると考える。

天地に人が一体とならなければこの道は完成しませんから、もしここで「二礼、二拍手」では、そこに人道が相並び立たない。

少し数字にこめられた呪術的な概念を指摘すれば、「2」という数字は分断、分裂を表す凶数です。

二礼、二拍手では天と地に対する敬意を示せても、そこに相並び立つ人道を加えることが出来ず、中庸に示される「与天地参」にはなりません。

作家であり、宗教学者でもある島田 裕巳氏はそんな「二礼、二拍手、一礼」の作法に疑義を呈しています。

 https://president.jp/articles/-/30958

実際、二礼二拍手一礼という参拝の作法が広まったのは、それほど昔からのことではない。いつから広まったのかについては、はっきりしたことは分からないが、浸透したのは平成の時代になってからで、昭和の時代には、まだそれほど広まってはいなかったのではないだろうか。

…基本的には、両掌を顔や胸の前で合わせて拝む「合掌」である。今でも、二礼二拍手一礼ではなく合掌して参拝するという人もいる。あるいは、二礼二拍手の後に、合掌する人たちもいる。二礼二拍手一礼だと、手順が定まっていて、それに従っていると、それだけで終わってしまう。神に祈るというとき、こころのなかで祈る間が、この作法には含まれていない。二礼二拍手一礼では物足らない。

…東京都神社庁のホームページで、わざわざ「お参りする際の作法には厳格なきまりはありません」と述べられているのも、実は、神社庁の方針に対して密ひそかに抵抗しているからではないだろうか。昔から神社にかかわってきた人間なら、たとえ神職でも、祈念が欠けている作法に釈然としないものを感じるはずだ。
神社の参拝作法は時代ともに変化してきており、現在は二拝二拍手一拝が基本形になっているといわれる。二礼二拍手一礼は戦後に一般化した作法であり、神社によっては別の作法をとることもある
(ウィキペディアより)

実は神社の正しい参拝は「三礼、三拍手、一礼」が正しいという説があるようです。

神への参拝は三礼三拍手一礼で | M&Kラボラトリーズ

「3」という数字は発展生成の吉数であるし、この三という数字には「古事記」にも表れる「造化三神」

「天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」
「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」
「神皇産霊神(かみむすひのかみ)」

を称える三であるとされます。

易経になぞらえれば「太極=天御中主神」であり、太極より生じた陰陽が「陽=高皇産霊神」「陰=神皇産霊神」です。

何よりも「三礼」は「産霊」につながり、この産霊は「むすひ」と読ませ、神と繋がる意味に通じるのです。

「三」は古くは「参」と書き表しましたから、天と地に人が参じ、神に成り代わり天地陰陽の働きを以てこの世界をより良く活かしていく人の役割に通じるものがあります。

勿論、作法にこだわらず心を込めて祈ることが大切です。一方で、日本は言霊の国でもあります。

二を古くは「弐」と書きますが、この漢字には添える、増やすという意味の他に離れる、背くといった悪い意味も含まれますので、やはり「2」という数は縁起が悪い。

そういった意味でも「二礼、二拍手、一礼」に違和感を覚える房主です。(房主は、昇殿して祭主の儀礼に従う以外は、「三礼、三拍手、一礼」でお参りしています)

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください
サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。

易照の方位予報 8月25日予報

方位予報図

予報詳報

北☀

大吉方位(休門・太乙・天道・天徳・月徳) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉。方位地支は妻財が巡り、お買い物はお得なバーゲンセールお買い得品に巡り合ったり、お得な情報を入手できそうです。ギャンブルは四緑木星が巡り、選択肢の悩む場面があるでしょう。情報誌の予想に頼ってみましょう。

交際運…吉。九星は四緑木星が巡りコミュニケーション運が好調です。会話も弾み交流、きずな深まる吉方位です。

仕事、交渉、勝負…吉。商談や交渉事、相手からの譲歩を得られたり、相手が歩み寄りを見せそうです。勝負事は迷いはチャンスを逃します。直感を信じて。仕事では部下やスタッフ同僚の協力を得やすいです。一人で抱え込まず、周囲に協力を求めてみましょう。

健康…大きな崩れはありません

北東☁

吉凶半々方位(開門旺相・暗剣殺) お出かけした場合の方位事象…

金運…やや凶。貴重品の落とし物、忘れ物に注意な凶方位です。方位地支官鬼が同会するので盗難や金銭に関わる犯罪に巻き込まれやすいです。また官鬼は空亡するので、投資の勧誘なども詐欺めいています。ギャンブルはで箸は順調でも番狂わせが多く足元を掬われそう。お買い物、不良品が多いので品質チェックは必須です。

交際運…凶。家族内ではもめ事が多い、または家族内でケガをしたり、急な体調不良を訴える人が出そうです。交友関係では相手の事情できゅにキャンセルになったり、約束を破られたりしそうです

仕事、交渉、勝負運…凶。仕事面では官鬼が空亡するので成果が上がりません。交渉事お互いの腹の内の探り合いとなり進展しません。勝負事、集中力を欠いてミスが多くなりそうです。

健康…食あたり、腹痛、注意散漫による怪我

東☁

地吉

吉凶半々方位(傷門休囚) お出かけした場合の方位事象…

金運…凶。交友筋からの勧誘には裏や、隠れた事情がありそうです。方位地支の官鬼が兄弟の日辰から合を受けるので、トラブルの元。お断りするのが無難です。ギャンブルは九星の六白金星巡り直感冴えますが、勝ったり負けたりの繰り返しで収支はトントンでしょう。お買い物、知人からの勧めに抗しきれず、興味の無い物を購入させられる不本意な場面がありそうです。

交際運…凶。口論、対立の絶えない凶方位です。カップルは六白金星が巡りムラっ氣があります。相手の話を上の空で聞いていたり、氣のない返事から口論になりそうです。

仕事、交渉、勝負運…凶。仕事面、ライバルや同僚が面倒事、厄介事を持ち込みそうです。交渉事強気な態度、強引な議事進行で相手の不信感を買いそうです。勝負事、ムラっ氣が多く好不調の波が激しいでしょう。

健康…頭痛、めまい、ノイローゼ、高血圧

南東☂️

凶方位(杜門定位・日破同会) お出かけした場合の方位事象…

金運…凶。交友筋からの借財の申し入れがあったり、投資関連の勧誘を受けそうです。日破が巡るので借金も等資金も返ってきません。貴重品の入ったかばんやバッグを忘れたり落としたりしそうです。お買い物、九星は七赤金星が巡り、悪質なキャッチセールス、宣伝勧誘が多い方位です。

交際運…凶。友人同士の喧嘩に巻き込まれたり、言った言わないのやり取りで口論に発展する凶方位です。特にカップルは凶

仕事、交渉、勝負運…凶。仕事面、ぼんやりしていて過失の多い方位です。交渉事は、些細な条件がネックになり大きな目標を見失って延々と小さな事象のすり合わせに終始して進展が見られません。勝負事、相手の思わぬ奇襲や作戦、術中にはまって苦戦しそうです。試験などは、想定外の質問や問題にしう遇して立ち往生しそう。

健康…ヒステリー、パニック障害

南…⛅

小吉方位(景門定位・攝堤) お出かけした場合の方位事象…

金運…やや吉。九星は三碧木星が巡るので、ギャンブルもお買い物も氣が大きくなって財布のひもが緩みがちです。使い方が荒くなる方位なので氣をつけましょう。

交際運…やや吉。方位地支は父母が巡ります。悩み事、抱えている問題などはこの方位のっ友人や年長者先輩が力になってくれるでしょう。カップルは火勢が強いので凶。口論、対立事が発生しやすい凶方位です。

仕事、交渉、勝負運…吉。仕事面、三碧木星が巡り心身ともに受実、良いアイデアに恵まれたり、閃いたりしそうです。交渉事、ヒートアップ捨て討論になると凶。プレゼンも、進行もできるだけ平常心、穏やかに進めるとよいでしょう。勝負事、攻守にメリハリを。チャンスには大胆に、ピンチは慎重に対処しましょう。

健康…熱中症、のぼせ等

南西☔️

大凶方位(死門旺相・五黄殺同会) お出かけした場合の方位事象…

金運…凶。知人に騙されたり、甘い話にウッカリ乗って大損害を被りそうです。ギャンブル運も終盤の番狂わせでそれまでの勝ち分が消し飛びそう。お買い物、つまらない物に興味を惹かれて無駄遣いしあたり、飼った物がすぐに壊れて損をした気分になりそうです。

交際運…凶。夫婦カップルは特に凶。口論対立が絶えません。交友間でも何となく会話がかみ合わず、ギスギスしがちです。

仕事、交渉、勝負運…凶。仕事面、ぼんやりしていて過失の多い方位です。小さなミスでも後で大問題へと発展しそうです。交渉事、相手から無理難題を吹っ掛けられて混乱しそうです。勝負事、良いところなく、小さなミスを重ねて流れを失いそうです。

健康…急な腹痛や腹下し、パニック障害

西☂️

凶方位(驚門旺相) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉凶半々。方位地支は子孫が巡り良くも悪くも想定外の事態に遭遇しそうです。ギャンブルは大穴を当てそうですが、それまで番狂わせも多く負けが足を引っ張りそうです。落とし物、忘れ物注意。お買い物、安い物には訳があります。見えないところに傷や不良があります。安物買いの銭失いにならないように慎重な判断を

交際運…凶。お出かけ先でトラブルや事故に遭遇しやすい凶方位です。

仕事、交渉、勝負運…凶。仕事面、つい氣を抜いてしまったり、怠けたり、手を抜きたくなる方位です。商談や交渉事、目論見が外れたり甘い見通しでの準備不足が祟り進展が見られません。勝負事、相手の法うが一枚上手です。作戦や奇襲は看破されていて、かえって苦境に立たされそう。試験などは、難題に遭遇。歯が立ちません。

健康…食あたり、特に冷たい物の摂取に気をつけましょう

北西🌤

吉方位(開門旺相) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉。九星は九紫火星が巡り直感冴えギャンブル運が好調です。臨時注入が期待できそうです。お買い物はお得なセール、ブランド品を大幅な割引価格で入手できそうです。

交際運…やや吉。明るく楽しい交際交流が楽しめる吉方位です。ただし交友筋から金銭に関わる無心があるかもしれません

仕事、交渉、勝負…吉。頭の回転が速く、仕事面能率が上がる吉方位です。商談や交渉事は自分のペースで進められ、良いアイデアをひらめいたり、相手がうなるプレゼンを展開でき成果が上がりそうです。勝負事、作戦や奇襲が的中、優位な展開となりそうです。

健康…大きな崩れはありません

凶方位への処方箋

警戒方位…南東☂️、南西☔️、西☂️

南東☔️へは効果的な方位除けが難しい一日となります。北☀、北東🌤の吉方位の吉運氣を取り入れて、吉刻を利用して現地入りするか、現地での滞在時間は短めに吉方位での運氣の回復を心掛けましょう。

南西☔️…北西🌤に方位除けが可能です。吉方位移動後の現地入りが南⛅となるよう調整して方位除けを行ってください。凶意が強いので、吉方位での滞在時間を長めに、現地入りの時間、吉刻を利用するとよいでしょう。

西☂️…北西🌤に方位除けが可能です。吉方位移動後の現地入りが南⛅となるよう調整して方位除けを行ってください

当サイトの方位による運氣作用への考え方
当サイト主の考える、吉運氣と凶運氣の作用とその対策について、記事後半で具体的な「方位除け」方法を解説しています。

氣學・本命星日運

25日注意本命星は、二黒土星、七赤金星です。(お出かけの有無にかかわらず凶事発生しやすい一日となります)

二黒土星…本命星は艮宮(土)に定位対冲で暗剣殺をかかえます。日辰と比和するので大きく崩れることはありませんが、ぼんやりと集中力を欠く一日となります。事故や怪我、また氣のない返答で周囲の人間関係で軋轢が生じやすいのでご注意管さい

七赤金星…本命星は巽宮(木)を剋す死氣。日破が重なります、日辰から生を受けるの大きく運氣は低迷しませんが、事故に巻き込まれたり、ケガをしやすい注意日です。

https://www.kitihoui.com/%e4%b9%9d%e6%98%9f%e6%b0%a3%e5%ad%b8%e3%80%80%e5%82%be%e6%96%9c%e5%ae%ae%e6%97%a9%e8%a6%8b%e8%a1%a8/

氣學九星本命星早見表
誕生年の本命星はこちらよりご確認ください。
九星及び定位宮の主だった象意
各九星及び定位の宮が司る主だった象意について解説します
「六親五類」とは
「六親五類」とは、四柱推命に由来する考え方で、自分を中心に自身に大きく影響を及ぼすであろう近しい肉親を差します。ここではこの六進五類について「五行易」での象意を解説します

出発吉刻

 

お出かけに適した吉刻は、寅刻、辰巳刻、申酉刻、亥刻です。

氣學・日盤及び時盤では、寅刻の南西、辰刻の北東と南西、酉刻の南東、亥刻の南東に凶煞が重なります。同時刻凶煞方位へのお出かけはお控えください。

 

 

それでは25日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!

本日もご覧いただきありがとうございます

(易照が実現したいこと) 
今年の四月には、鑑定のお志事を柱として多くの方々のお悩みの解決のお手伝いができています 
お悩みの解決のお手伝いができ、その解決を自分の事のように喜ぶ自分がいます 
鑑定と「五行易」のセミナーなどで日々忙しいものの大変充実した日々を送っています 
3年以内に「五行易」ないし運命學に関する本を出版し、読んでいただいた人々の開運、幸せになるお手伝いができ、喜びの感想をたくさんいただいています
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