「108」という数字の意味 易照の方位予報7月5日予報

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「108」という数字の意味

朝、氣學のカレンダーを眺めていたら108という数字に気が付きました。たまたまカレンダーには表紙の部分に各九星の一年間の年運が載っているのですが、各九星が何年生まれで今年満幾歳という早見表が乗っていますが、その表のマス目の数が108でした、。

これは単純に九星×10では上限90歳までで、長寿社会でカレンダーを見る人は90歳を超えている人も見るだろう…ということから九星×12で最年長108歳まで年運を確認できるようにした製作者の配慮だと思われますが、そういえば人の煩悩も「108」あると言われています。

108という数字を考えていた時、この数字は偶数ですから「2」で割り切れるのですが、奇数である「3」でも割り切れます。「2」で割り切れますから倍数の「4」でも割り切れる。一方で「3」の倍数「6」でも割り切れる。更に言うならば「9」でも割り切れます。

ここに数字の持つ底知れない奥深さを感じ、しばしこれらが表す数字の意味を考えてみました。

「2」は易で表すならば陰と陽、天と地の二元です。ここに人が加わって「3」である「天地人の三才(3次元)」となります。数字で言うならば「2」偶数は陰で、「3」奇数は陽でもあります。「4」は易の八卦の前の「四象」で、之は四季であり東西南北の四方位でもあり、朝夕昼版の四時でもあります(四次元)。「6」にいたりはじめて「2」と「3」の倍数が一致を見ます。「6」は言うまでもなく「6爻」で、掛け算にすると「2×3=6」となる所にも、陰陽交わって六爻生じるという深い意義を感じます。

「9」は「完成」を意味し、特に中国では「9月9日」を「重陽の節句」という大吉日であり、ちなみに「姓名判断」でも「9×9=81」の総格「81」は最上の頭領運格として大吉格です。

まとめると以下の解釈ができそうです。

「1」…陽始の数字

「2」…1陽を受けて万物生じる、陰始の数字

「3」…陰陽交わり天地を結ぶ「人」の数字。※3次元=人が生きる地球の数字

「4」…三次元にさらに時の概念を加え、超越する4次元の世界※今地球がここに移行しようとしている風の時代

「5」…易の卦でいえば「5爻」は至高の尊位であり、易の卦の物語が大成する時。五次元、アカシックレコードが存在する次元。「想い」が則「現実化」する次元

「6」…易では完成が一転壊れたり、次の段階に移行する爻位。すなわち「物体」という存在が意味をなさなくなる生命體としての次の段階

「9」…生命體として最も高次な段階にある次元

DNA molecule, illustration.

もう少し狭義的に数字をとらえると、

「1」「2」…始まりと分裂

「3」…最初の統合(1+2=3)

「4」「5」…より高度な分裂、分割あるいは選択、そして進化

「6」…再統合(2×3=6)

で奇数、偶数の倍数でDNAの螺旋構造を表しているようです。

数字の行きつく先は果てはないのですが、「2」でも「3」でも「6」でも「9」でも割り切れるいうなれば「108」という大統合の数字が、この宇宙を想像した大根源であり最も高次な次元なのではないでしょうか?

ちなみに「水滸伝」で登場する108将は32の天罡星(てんこうせい)と72の地煞星(ちさつせい)を合わせた数字で、中国の民間伝承では32の天罡星と72の地煞星が力を合わせてこの世(宇宙)の妖魔に戦いを挑んで勝利したということにちなむそうです。

一方で「108」はユダヤの「カバラ数秘術」においても「エンジェルナンバー」とされる吉数とされるので、この辺り仏教でいえば108の煩悩を捨てた先にある「菩薩道」、カバラでいう「宇宙の無限性」を表すエンジェルナンバー、易経の各種数字の統合の先にある「108」、民間伝承の36星、72星の統合である108星等々、これらの数字の根拠はもともと同一であり、各占術や、各宗教や各民族固有の文化に脈々と伝わる伝説や伝承、あらゆるその根底には一なる宇宙の存在を同じくしており、いま地球は108に向けた最初の統合から次の段階に進もうとしている、「風の時代」とは三次元から四次元への次元進化の過渡期なのだという思いを強くしました

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください
サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。

易照の方位予報 7月5日予報

方位予報図


予報詳報

九星と八門の巡りあわせが良くない悪日で、南東以外は全て凶方位です。ご注意ください

北…☂️

景門(火)が坎宮(水)より剋を受けます。門は日辰から生を受けるのですが、五黄殺が重なる為凶方位です。お出かけした場合の方位事象、仕事面では過失やミスが多い方位となるでしょう。方位地支は官鬼を帯びて空亡しますから、成果が上がりにくかったり、ミスから成果を台無しにしてしまいそう。吉星青龍は悪い意味で「見通しの甘さ」という象意と取れますので、万一お出かけの際は不足事態への備えをできる限り万全に整えましょう。お出かけした場合健康面では、発熱、炎症(特に内臓関係)に悩まされそうです。つい意地をはって無理しがちな方位ですので、疲れを感じたら早めに休息を

北東…☂️

死門(土)が艮宮(土)で比和。門は日辰から剋を受けるものの月建から生を受けることから総合的に見て☂️判定の凶方位です。お出かけした場合の方位事象、コミュニケーション不足、あるいはトラブルからの交際運の低迷です。家族間では方位地支の丑(土)が子孫を帯びる空亡、また日辰から剋を受けるのでで子どもが嘘をついたり、反抗したりしそうです。寅(木)は父母を帯び日併するは、言動、文書のトラブルの暗示。仕事面では報告、相談、連絡をまめに。特に上司との関係は注意してください。お出かけした場合健康面では、ヒステリー、ノイローゼ等神経的な疲労をため込みそうです

東…🌂

驚門(金)が震宮(木)を剋します。ただし宮は日辰と比和するので運氣の低迷は大きくなく、他の方位に比べると運氣の低下は比較的軽そうです。お出かけした場合の方位事象、交際運が低迷します。九星は七赤金星が定位対冲で巡る為、舌禍の暗示有。方位地支は父母を帯びるので、仕事面では上司、年長者、先輩との間での言葉のやり取りに注意しましょう。同年代では意思疎通がうまくいかなかったり、つまらないことが気に障って口論に発展しやすいです。お出かけした場合健康面では、ストレスから暴飲暴食に走る暗示があります

南東…⛅

開門(金)が巽宮(木)に巡り宮を剋します。宮は日辰と比和するので運氣の低下はさほどでもありませんが、門が月建から剋を受けるので5日唯一の吉方位ですが振るいません。お出かけした場合の方位事象、交際運は吉。方位地支の巳(火)が兄弟を帯び父母の日辰から生を受けるので、悩み事、お困りごとは友人知人居相談すると力になってくれたり、親身になってくれそうです。一方で金運は低迷、辰(土)が子孫を帯び日辰から剋を受けるので、お買い物は期待外れ。あるいは予想よりも高く、買うかあきらめるか悩みそうです。お出かけした場合健康面では、八白土星象意より手足のケガ、肩こり腰痛が心配な方位です

南…☂️

休門(水)が離宮(火)を剋。ただし宮は日辰から生を受け、月建と比和するので運氣の低下は軽微も、暗剣殺重なる為凶方位です。お出かけした場合の方位事象、交際運が低迷。とくに言葉のやり取りをきっかけに口論対立に発展しやすい方位です。九星は四緑木星で思ってもみない言葉が口に出てしまったり、相手に浴びせられそうです。方位地支は兄弟、父母の日辰から生を受けるので友人、知人の事あるいは金銭をめぐる出費で頭を抱えるようなな悩みごとが発生しそうです。お出かけした場合健康面では、頭のケガ(ぶつける、切る等)、ストレスから胃腸を悪くしそうです

南西…☂️

生門(土)が坤宮(土)で比和。日辰からは剋を受けここに日破が重なる為凶方位となります。お出かけした場合の方位事象、金運が低迷します。方位地支の申(金)妻財を帯び日破が重なるので、お買い物では目的のものが完売していたり、手に入れたものを過失で壊してしまったりと失望感を味わいそう。また未(土)が子孫を帯び日辰から剋を受けるので、希望通りのものが手に入れられないかもしれません。その他男性は夫婦喧嘩。子どもの事故や怪我にも注意しましょう。お出かけした場合健康面では、頭痛、めまい、肩こりに悩まされそうです

西…🌂

傷門(木)が兌宮(金)より剋を受けます。門は日辰から生を受けるので凶方位ですが比較的他の方位に比べると凶意は軽そうです。お出かけした場合の方位事象、金運が振るいません。お買い物ではつまらない物、不必要なものを衝動買いしそうです。ただし投機的な面では吉ですが、九星は二黒土星が巡るのでその成果はあまりパッとしないでしょう。お出かけした場合健康面では、飲食では消化不良を起こしやすい。その他直接健康面に関わりはありませんが、物忘れが多い方位です

北西…☂️

杜門(木)が乾宮(金)より剋を受けます。一方で門は日辰と比和するので門旺相し凶方位です。お出かけした場合の方位事象、方位地支の亥(水)が官鬼を帯び父母の日辰より合を受けます。大事な書類をなくしたり、犯罪に巻き込まれやすい方位です。交通事故にも注意してください。戌(土)は子孫を帯びて日辰から剋を受けるので、家族では子どもをめぐり自己や災難が多いでしょう。お出かけした場合健康面では、冷たい飲料が原因でおなかを下す。難聴やめまいを起こしやすいです

凶方位への処方箋

南東以外に吉方位が無く、方位除けはできません。度の凶方位に出かけるにあたっても、可能であれば南東の吉運氣を取り入れてから吉刻を利用して現地への移動を開始してください。

難しい場合は吉刻出発、後日必ず吉方に出かけての運氣の回復を意識してください。

当サイトの方位による運氣作用への考え方
当サイト主の考える、吉運氣と凶運氣の作用とその対策について、記事後半で具体的な「方位除け」方法を解説しています。

氣學・本命星日運

5日注意本命星は、四緑木星、六白金星、七赤金星、八白土星本命星の方です。お出かけの有無にかかわらず凶事発生しやすい一日となります)

四緑木星…本命星離宮(火)で暗剣殺と重なります。日辰と比和するので運氣の落ち込みは激しくはありませんが、疲れがたまりやすい一日です。疲れてつい口調がぶっきらぼうになり周囲の反発を招きやすいので注意しましょう

六白金星…本命星は坤宮(土)で日破と重なります。何かと目論見が外れ、期待通りに物事は進みません。途中で放り出したりあきらめてしまうのはもっと良くないので、焦らず継続的に続けることが吉運を招きます

七赤金星…本命星は震宮で定位対冲です。いつもの愛嬌のよさ、軽いノリの口調は凶は悪影響を及ぼします。特に上司への報告や会話は、自身の信用に直接かかわるので慎重に言葉を選びましょう。

八白土星…本命星は巽宮(木)で剋を受けます。宮が日辰に比和するのでいつもより何かと周囲のプレッシャーや障害を強く感じストレスをため込む一日となります。適度な気分転換を意識してください

 

「六親五類」とは
「六親五類」とは、四柱推命に由来する考え方で、自分を中心に自身に大きく影響を及ぼすであろう近しい肉親を差します。ここではこの六進五類について「五行易」での象意を解説します
氣學九星本命星早見表
誕生年の本命星はこちらよりご確認ください。
九星氣學 傾斜宮早見表
九星氣學におけるご自身の潜在意識、内面的性格を推断する『傾斜宮』を割り出す早見表です
九星及び定位宮の主だった象意
各九星及び定位の宮が司る主だった象意について解説します

 

出発吉刻

出発に適した吉刻は、子丑刻(丑刻大吉)、辰巳刻、未刻(大吉)、戌刻と凶方位午前中、または午後一番の出発が良いでしょう。

氣學・日盤及び時盤では子刻、丑刻、辰刻、戌刻の南西、に凶煞が重なるの注意してください。

それでは5日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!

本日もご覧いただきありがとうございます。

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