占的「ビワの種はがん治療に何らかの効果があるのか?」

五行易占例
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占的「ビワの種はがん治療に何らかの効果があるのか?」

立卦及び卦象

本卦「風雷益」之卦に「火地晋」を得ました。

薬効を占って本卦に「風雷益」を得たということは、かつては広く知られていたビワの薬効を暗示しているようです。

之卦は進むの象意、口コミを通じて広くその薬効効果が再び認められている様子に思えます。

用神は子孫で取ります。

旺相の子孫ならば効果あり、衰弱の子孫ならば迷信です。

子孫は五爻の巳(火)です。月建に比和の旺相爻です。従って何らかの効果があります。月建の作用は現況や過去に作用しますから、昔から何らかの効果があると認められてきた様子です。しかし月併のような強い作用ではありませんから、即刻性のある特効薬ではなく、抑制したり、遅効的に効く漢方薬的な薬効の様です。

興味深いことに、用神が政府を表す五爻に現れ、日辰から合を受けて合住します。日辰は申(金)で帯類する五類は「官鬼」。

玄武には陰謀、秘密の象意があり何か表に出せない事情があって「合住」、つまり一般に広がらない様子が現れています。

四爻の妻財が発動して官鬼を化出。白虎を帯類するので外科手術。月合は癌三大治療の一つであることを示します。

三爻の妻財が抗がん剤治療。月生という強い作用は癌治療に効果があるとされる様子。しかし、辰(土)は伏神する官鬼と合の関係で、抗がん剤ならぬ「増癌剤」と揶揄される所以が卦に現れています。

二爻の寅(木)が原神。付帯勾陳に膨らみの象意があるので、病気に例えれば癌を表します。原神は官鬼を帯びる日辰から冲を受けて暗動して用神を生じますから、暗に癌に効く様子が示唆されています。

従って、ビワの種は癌になんらかの薬効が期待できると判断できます。

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