夢占い㉛「叔母からの鑑定依頼」

五行易占例
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夢占い㉛「叔母からの鑑定依頼」

夢は現実の前触れと言いますか…、たとえ夢でもお仕事の依頼を頂けるのは嬉しいですし、ありがたいことです。

夢の内容

母より仕事の依頼が来ます。父方の叔母が「相談があるので鑑定してほしい」との依頼ですが、メインの相談案件は妹の方で、法律関係の相談です。私の方はついでに…のような感じですが、喜んで準備して妹と二人で出かけます。父方の叔母は主人を既に亡くされていて、身辺整理、相続などに関わる相談でした。

妹との相談が終わり、私の番となったのですが、以来の鑑定内容は「過去に高名な洋画の先生から手ほどきを受けて描いた作品がある」とのことで、「整理にあたって処分したいが捨ててしまうのももったいないし…」とのご相談です。色々と叔母と相談に乗りながら、最終的に「知人に引き取ってもらうが、販売という形でお金に成るか占ってみましょうか?」という私からの提案に叔母が同意したというところで目が覚めました。

立卦及び卦象

叔母への相談は私と妹二人で行っています。相談・鑑定より「観察」の意味がある「風地観」を採用します。之卦になりそうな情報がありませんので、本卦のみの不変卦で立卦します。

その他の情報としては、「母からの依頼」「妹の法律相談」「高名な画家に手ほどきを受けた絵画」です。

世爻と応爻に父母が付きました。世爻の父母は、母からの相談の依頼。応爻の父母が父方の叔母です。

共に空亡ですが、世爻側の空亡は相談はメインが「妹の法律相談」である様子、応爻の空亡は父方の叔母がすでに夫を亡くしている様子です。

五爻に官鬼の巳(火)が妹です。官鬼は「法律」の象意、朱雀を帯類しますので女性。またこの爻は兄弟の申(金)を伏蔵し、巳申は合の関係にあり「妹」の象意を強めます。世爻より爻位が上なのは、相談案件が妹の法律相談がメインで、私の方の鑑定はついでである様子です。

世爻、応爻ともに空亡ですが日辰の丑(土)より冲を受けます。空亡の爻が冲を受けると「冲実」で暗動となります。従って世爻の暗動は、ついでの依頼ながらも、お仕事を頂いた私。応爻の暗動は「過去に描いた絵画が売れるか?」という叔母の期待です。

応爻は子孫の子(水)を伏神して子孫には「期待」という意味と同時に「趣味」という意味を持ちます。父母は絵画の象意を持ち、子孫を伏蔵するのは「趣味で描いたもの」という情報と同時に子孫が叔母で「高名な画家の指導を受けて描いた」という情報にも置き換えられます。

占断

世爻は空亡ですが日辰の冲を受けて暗動します。官鬼の原神が月建の合を受けて月合と旺相で用神を支えます。

暗動する世爻は「亥卯未」の木局の墓爻ですから、卦中の妻財である卯(木)を墓に取り込みます。原神の官鬼はそのまま仕事、妻財は仕事の報酬です。近々仕事の依頼が入るでしょう。官鬼、妻財は両現していますので一件ではなく複数の依頼です。

 

結果

辰日の戌刻に電話にて依頼が入りました。

相談者は一人ですが、ご相談案件は複数でした。

辰日に応じたのは、卦身が取りで辰酉の合の日です。

戌は忌神の卯に支合するのでここに応期があったようです。

 

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