易照の方位予報 6月7日予報

方位予報
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過去と未来

 手相ならぬ足の裏より前世や過去生を探る「トゥリーディング」の先生のお話を聞く機会がありました。アメリカのKC・ミラー氏が提唱するこの運命診断法は、自身が専科とする東洋五行思想に基づく占い、運命學と共通するところが多々ありつつも、「未来を知る」手がかりが「易」であり「氣學」などの各種占術に対し、「トゥリーディング」は徹底して「今」に焦点を当てる所が、西洋的な(ある意味アメリカ的な)発想で大変興味深い内容でした。

 

  すこし自分で調べてみたのですが、五行の「木、火、土、金、水」が「トゥリーディング」では「空、風、水、火、土」となっていますが、非常に五行に近いですし、下地にはインドの食養哲学「アーユルヴェーダ」の考え方が取り入れられ、また一方で経絡などの東洋医学の思想も込められて、易経の共通するところも多数あります。

 左右を「陰陽」に分け、左は「内面」右は「外面」的な要因であったり性情を表すそうです。親指(空)は自我や決意、人差し指(風)はコミュニケーションや自己表現力、中指(火)は行動力、薬指(水)は対人関係、小指(地)は結果や自信。

 このうち親指が「空」=「天」、小指が「地」=「土」というところがいかにも易と共通していますし、人差し指「風」がコミュニケーションというところは「氣學」の三碧木星の象意ですし、八卦の「巽(風)」の象意にも含まれています。

 左右の指の形や足の甲、土踏まずの状態、詰めの形状や色、またどちらの足がケガをしやすいなどの情報から、その人の過去生、インナーチャイルド、あるいは過去生あるいは現世においてどの年代にやり残した課題があるのかを探り、「今」をよりよく、充実した人生を歩む手がかり…それが「トゥリーディング」なのですが…

未来を読み取ることができない

…あえて「今」という現実に目を向け、地に足をつけた生き方をコーチングするという目的なのか、手相のように「線」がありませんので現実的に見ることができないのかは、実際に学んでみないとわかりませんが、感覚的に思うことは

いやいや…実は未来読み取れますよね?

 易で表す「陰」は、陽の作用を受けた結果である一方、現在の結果の延長で「未来」を表します。

一方で「陽」は、今、現在進行形で自身が体感している「結果としての陰」の、「原因としての過去」を表しますので、左足(陰)、右足(陽)と定義しているのであれば、読み取ることは可能であるはずです。ただし、手相と異なり、情報量等に限りがあるので具体的な事象を読み取ることは難しいかもしれません。

 ただ、ここで深くもう一度考えてみると、確かに

未来を知る必要性…とはそんなに必要なことではありません

…と思えてくることです。

例えば、「五行易」でも特に難しいとされる占的の一つに「試験の合否」というものが有りますが、とある試験の合格、不合格を占う…ということを、先達は特に難しいと著書に残しています。なぜならば、占って大吉「合格間違いなし!」という断を下すと、その人は安心してそれ以上の努力をしなくなってしまう…と先達が残しています。

 現実として目の前に現れる事象が、過去の自分の積み重ねた結果であるならば、未来の自身に降りかかるであろう結果を、今現在の行為でコントロールできるはずです。ならば、未来を知る手段としての「占い」に価値はないのか?と問われれば、そこに

「目標」という一つの光明を指し示すことができると思います。

 過去生を知り、今の自分をさらに充実させ、その先に明るい未来、希望、目標を抱く。それが人生の歩む足取りを軽くさせますし、自身の背中を押す無形の力となるはずです。また、自身が歩みを進める道の先に何があるのかの道標であり、迷いと選択多い人生の道を迷わず進「方位磁石」でありたい…これが易照の考える「運命學」です。

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください
サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。

易照の方位予報 6月7日予報

方位予報図

 

 

方位予報図

北…⛅

景門(火)が坎宮(水)に巡ります。宮は回座九星四緑木星に水・生木で泄氣しますので、強い凶作用は伴わないでしょう。方位地支「妻財」を帯び、日辰からの剋を受けます。お子使いをめぐり子ども同士間でのトラブル。あるい親族間で金銭にかかわる深刻な悩みがありそうです。

北東…☂️

死門(土)巡り暗剣殺と同会です。方位地支の寅(木)が官鬼を帯びるので、傷害、事故などを招きやきや方位となるでしょう。方位地支は丑(土)が「兄弟」を帯び交友関係、家族などの人間関系に、対立、衝突の暗示有。好きな飲み物が運氣改善のお手伝い。ただし健康面、胃腸内蔵に不安あり・暴飲暴食は控えましょう。

東…🌂

驚門(金)が震宮(木)に巡ります。門は宮からの作用はなく、一方で日辰から生を受けます。方位事象、お出かけ先、自らの過失により、交友関係において直接、あるいは間接的な一言が相手を傷つけます。

方位地支は「官鬼」を帯び日辰の「兄弟」から合を受けます。売り言葉に買い言葉の口論、衝突に注意しましょう。注意力散漫になり交通事故が多発する方位でもあります。車の運転は慎重に。健康面、肩こりや背骨、首の痛みなど

南東…☂️

開門(金)が巽宮(木)に回座、日辰からも生を受けるのですが、日破重なる凶方位です。方位事象、交友、知人関係に手亀裂生じる方位。連れ立ってのお出かけは、お出かけ先で些細なことでトラブルに発展しそうです。方位地支、辰(土)が「兄弟」を帯び日辰から冲を受けます。交友関係でストレスを感じるか、友人や知人からの借財の申し入れなど金銭に関わる話が舞い込みそう。金運は凶ですから、安請け合いは禁物です。健康面、食中毒、消化不良等

南…⛅

休門(水)が離宮(火)回座。門からの作用はなく日辰からも剋を受け、吉門巡る方位ですが運氣は今一つ振るいません。方位事象、家族、友人知人と誘い合ってのお出かけ吉。美術館等、学術をテーマにした閲覧見学に吉。方位地支父母が空亡するので、抱えている悩みや問題はほどなく自己解決。友人に助言を乞うても吉。健康面ノイローゼ、神経衰弱

南西…☂️

生門(土)が坤宮(土)で比和、日辰にも比和して一見上々の吉方位ですが、五黄殺が巡るため凶方位となり為す。方位事象、希望や期待は叶わず。待ち合わせ、待ち人は時間や約束事の内容がうまく伝わらずイライラする。方位地支の「兄弟」の未(土)は空亡。友人や知人との約束事が反故にされたり、希望が空回りして失望感を味わいそうです。健康面、冷たい飲料の多量摂取による消化不良や腹下し。ストレスからの胃腸のトラブル。

西…☁

傷門(木)がb兌宮(金)に回座。宮や日辰からの作用はなくきっきょい半々の平運方位です。方位事象、期待や希望は想いだけで終わりそうです。あるいは油断や気の緩みからの怪我。飲食に関わるトラブルにも注意。健康面、食あたりなど

西北…🌂

杜門(木)乾宮(金)に回座。宮からの剋を受けます。日辰からの作用なないので凶門が巡るものの、他の凶方位に比べると害意は減少しそうです。方位事象、友人間で秘密、隠し事をめぐる対立が生じる。夫婦間の対立。金運は方位地支亥(水)が「妻財」を帯び日辰から剋を受けるので、営業、商売は不調でしょう。健康面、熱中症や火傷など

凶方位への処方箋

警戒方位…北東、南東、南西

南西は西(☁)への方位除けが可能です。

南西…西(☁)移動後現地入りが南(⛅)となるように調整ください。ただし西(☁)も余りよい方位ではありませんので、長居は無用。30分ほど滞在後は速やかに現地位に移動しましょう

北東、南東は効果的な方位除けが難しい方位です。吉刻出発を心掛け、可能な限り短い滞在時間を心掛けましょう

当サイトの方位による運氣作用への考え方
当サイト主の考える、吉運氣と凶運氣の作用とその対策について、記事後半で具体的な「方位除け」方法を解説しています。

氣學・本命星日運

7日注意の本命星は、二黒土星、七赤金星本命星の方です

二黒土星…本命星は艮宮回座。大きな崩れはない物の暗剣殺重なるのでトラブルに巻き込まれることが多いでしょう。特に子どもが原因tなりそうです

七赤金星…本命星は巽宮に巡ります。日破が重なるので、軽率な行動、言動に要注意。信用面を傷つけたり交友関係で亀裂生じやすい一日です

 

「六親五類」とは
「六親五類」とは、四柱推命に由来する考え方で、自分を中心に自身に大きく影響を及ぼすであろう近しい肉親を差します。ここではこの六進五類について「五行易」での象意を解説します
氣學九星本命星早見表
誕生年の本命星はこちらよりご確認ください。

 

 

出発吉刻

出発に適した吉刻は、寅刻、申酉刻(酉刻大吉)、亥刻と現実的に使用できる時間帯は少ないです。

氣學日盤・時盤では寅刻及び酉刻、亥刻の南東に凶煞が重なる為注意方位です。

それでは7日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!

本日もご覧いただき有難うございます。

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