”秩序”と”秩序の中の無秩序” 易照の方位予報 易照の方位予報 2月29日予報

方位予報
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”秩序”と”無秩序の中の秩序”

気晴らしで、時々ネットのブラウザゲームを楽しんでいます。

何か一から立ち上げてコツコツ築いていくジャンル、いわゆる「箱庭」系のゲームが好きです。

制作運営会社は海外の会社で、ユーザーは日本人だけでなく海外のユーザーも多く参加、楽しんでいます。

時々、ユーザーの作る庭を見に行くネット上の散歩を楽しんでいるのですが、海外の方、特に西欧のユーザーの作る庭は、やはり左右対称を基調とした、秩序ある西洋式の庭園を志向するユーザーが多いようです。

ゲーム上では、通路に敷く石畳やモザイクのドット絵も用意されているのですが、西洋のユーザーは同一の石畳、その向きも一定に揃え、格子状に整えているのが特徴です。

一方で私は日本人ですから直角、格子状に通路を配置したり、等間隔に樹木や建物を配置するよりもよりも、少し入り組んだ、日本庭園を志向します。

ゲームのフィールド上には、予め多くの植物や、石などが配置され、それらは時として障害物なので除去して更地にし、そこに新たな建物を立てたり別の植物を植える…そんなプレースタイルのゲームですが、西洋のユーザーは一度すべて更地にしてから、そこに新たに庭を再構築していくことを好む傾向にあります。

一方で私は、予めそこにある植物や石などは出来る限り残して、あるいはそれを活かして庭を作っていくことを志向し、そこに面白みを感じています。

有るものをそのまま生かす、それは遠景の遠くの山の風情も借景と言って庭の一部に取り込んでしまう、日本庭園ならではの壮大な美意識の一端、DNAの一部を、日本人である房主は引き継いでいるようです。

別にゲームの楽しみ方は人それぞれですし、西洋庭園よりも日本庭園の方がすごいのだ!…等と偏屈な『日本スゴイ!』論で西欧にマウントを取るつもりも毛頭ありません。

何でこんな話になったかというと、易の卦は融通無下で、法則や杓子定規な基準で測れない解釈がときどき現れるからです。

易の卦の解釈、特に「五行易」は様々な機関が存在します。吉凶の断を下すのに、その機関に乗っ取り、法則を忠実になぞって吉凶の答えを導き出します。それが「五行易」の吉凶断のルールです。

しかし、実際の鑑定相談となりますと、そのルールに当てはまらない卦を得ることがままあります。

無秩序の中に現れる神機

房主が開講している講座では、オリジナルの吉凶占断の「チャート表」を作って、複雑な「五行易」の断の下し方を、段階的、視覚的に理解できるよう工夫をしています。

イメージ画像

初心者はこの方が理解が進むし、五行易中級者が陥りやすい思考的ラビリンス(諸機関が気になって吉凶の断が曖昧になること)も回避できます。

ただし、ここから先に進もうとしたとき、この秩序立てた吉凶の断では必ず大きな壁にぶつかります。

そこには”秩序=理屈”が通じないモノが存在するからです。

相談に訪れる人も多種多様であれば、そのお悩みも多様です。

寄せられる相談を秩序立てて断を下そすと8割はスムーズな一方、必ず2割はその秩序から外れるものが出てきます。この2割の壁をどのように超えるか、どのように解釈するかを易者は悩むのですが、そのヒントとなるのが一度概念を”崩す”ことです。

日本庭園もまとまっているようで、どこかにこの”崩し”が有ります。

この”崩す”とは”混沌(カオス)”です。

西洋庭園のように寸分たがわぬ大きさの石畳、石塔が等間隔で配置されるのに対し、日本庭園は巨石や捻じれたように曲がった樹木が一見無秩序に配置されている。

整った西洋庭園は見る者を安心させ、和ませます。それは、どの角度から見てもその秩序は揺らぐことが無いので、本能的に感じる安心感なのでしょう。

一方で日本庭園はそこかしこが無秩序でありながら、全体では秩序が調和として成立しています。

ところが角度を変えて眺めると、それまでの調和は崩れ新たな無秩序が現出しそして、そこに自然と目が行く…何か深い淵をのぞき込むと、そこに自分が引き込まれていくような錯覚に似た感覚を覚えます。

或いは山に見立てた置かれてる岩が、別の角度から見た時今度は観音像に見えるなど、小さなスペースの中に壮大な宇宙が描かれおり、そこに何か引き込まれるような感覚を確かに実感します。

これは何も日本庭園に限らず、登山等でも感じる感覚で、山野の木々は無秩序に生えているのではなく、人間の目線では気づかないもっと大きな視点、あるいは小さすぎて気付かない一定のリズム(秩序)が存在する。

ここに人(特に日本人)は本能として何かを感じ取っているのだと思います。

常々このブログでも房主の易経に対する主観として、

「読むのではなく感じる」

ということを繰り返し記していますが、占って何か”感じる”という感覚を抜きに、理屈だけで卦を読み解こうとすると必ず”迷い”が生じます。そしてその”迷い”を断ち切ろうとすると、必ずそこに「情」が入り込んで中立的な判断が下せなくなります。

これは駆け出しのころしばしば陥った過ちで、今は良い経験をしたと思いますが、一方でこの時の誤断で「占い」が、家族や親族から未だに白い目で見られる原因であったりします。

そもそも易経とは混沌より陰と陽が生じそこに「太極」という秩序を作ったことが始まりです。

しかしその秩序だけでは生成発展が望めません。そこで太極から生じた陰陽は、お互いが交雑することで生じる新たな”混沌”をエネルギーとして、一方でそれを納めんとする”秩序”の連続がこの地球や世界の発展を生みだし、地球のあらゆる動植物、並びに我々人間の存在を生み出しています。

同様に、大なり小なり、様々な人の悩みも、本来そうあるべきという”秩序”の中に生じた”混沌”が原因です。

だからそれを読み解く易者も、出した卦の中に”混沌”を見いだす、それが相談に訪れる相談者の悩みの種であるから。そして見出した混沌を、今度は解釈(秩序)を以て解決策を導くのです。

そう考えた時、出した易の卦には大なり小なり、必ず秩序を乱す”混沌”が存在します。「五行易」においては、例えばそれは”空亡”であったり”伏神”したり、日辰に合されて”合起”したり”合住”する等の場合です。ここに「兄弟、父母、子孫、妻財,官鬼」の五類を当てはめるので、特定の人物や事象を特定することができます。そしてしばしば、ここに神機が宿ったり、あるいは応期が存在するのです。

あるいは、時として三合会局などの大きな作用で現れたり、一方で裏卦身のように卦外に現れることもあります。

勿論、それらの神機を見落としていては、正確な断を下せませんし、一方で目を皿のように卦を眺めてもかえってわからなくなります。

だから、視覚的にではなく感覚的に易の卦を眺める…ここが2割の壁を取り除く一つのコツではないかと感じています。

悩み事を解決したい…と願う相談者の切実な思いを陽とすれば、それを受けて立占する易者は陰と言えるでしょう。その両者の交雑する混沌の中から生じる一つの秩序が易の卦であり、さらにその卦の中に存する混沌に易の卦の真意を求める…こう考えると、この宇宙は大なり小なり相似性の連続であり、そこに人の目ではとらえきれない、一方で微細で目には映らない法則性を感じることができる。

それらは絶えず一定の法則を保っており、その仕組みは「陰陽の交雑」という至極単純な仕組みであり、そしてその法則性は時を超えても変わらない。

これが易経の「変易 不易 易簡」の法則なのです。

初めての方は“方位予報”閲覧前にご確認ください
サイトでご紹介する日盤の利用法、判断法を解説します。
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易照の方位予報 易照の方位予報 2月29日予報

方位予報図

予報詳報

北☂️

凶方位(杜門旺相) お出かけした場合の方位事象…

金運…凶。方位地支は子孫を帯び空亡します。九星は二黒土星が同会します。お買い物では期待外れが多いでしょう。目的のものが欠品していたり、聞くと見るとでのギャップに悩みそう。ギャンブルは番狂わせが多く、思うような結果が残せないでしょう。

交際運…凶。家族では子どもが駄々をこねたり反抗したりと、悩みの元となりそうです。どことなく上の空。集中力を欠いて相手の話をよく聞かず、曖昧な返答をしてもめ事が生じやすいです。

仕事、交渉、勝負運…凶。仕事では、部下の過失の後始末、集中力を欠いてつまらないミスが多く、はかどりません。交渉事、条件提示も、相手の反応は今一つ。期待外れの結果に終わりそう。勝負事、つまらないミスを犯したり、チャンスをみすみす逃して苦戦しそうです。

健康…冷たい飲料の摂りすぎに注意、おなかを下しやすいです

北東🌂

小凶方位(傷門旺相) お出かけした場合の方位事象…

金運…やや凶。方位地支は父母と妻財を帯び九紫火星が同会します。お買い物は物欲が強くなる方位。ブランド品や高級品に目移りして大枚をはたきそう。財布のひもは固く。ギャンブルは熱くなってのめり込みやすいです。掛け金の上昇に氣を付けましょう

交際運…凶。感情的に成り易く、相手の言葉尻を捉えて過剰な反応をしやすいです。カップルは意見が合わず衝突します。

仕事、交渉、勝負運…やや凶。仕事では、独断専行を上司にとがめられたり、提案や意見が採用されずモチベーションが下がりそう。交渉事、思い込みが激しく相手との接点が見出せません。一度冷静になって原点に立ち戻って考えてみましょう。勝負事、相手の攻撃に熱くなってわきが甘くなります。相手に先行を許して逆転を狙いますが大技に頼りすぎて、隙が生じやすい

健康…手足の捻挫や関節痛等

東🌤

吉方位(生門旺相) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉。方位地支は妻財を帯び四緑木星が同会します。お買い物は欲しいもの、希望の物が見つかります。但し四緑木星が巡るので目移りして衝動買いの多い方位です。ギャンブルも思わぬ大穴を当てそうです。予想誌の予想が的中しそうです。

交際運…やや吉。飲食吉。話も弾んで楽しいです。ただし悪氣はないのですが相手の発言、行動に戸惑ったり不快に感じることがありそうです。

仕事、交渉、勝負運…やや吉。仕事では、成果を上げて周囲や上司の評価が上がりそうです。交渉事、小さな妥協で大きな成果を上げやすい方位です。勝負事、相手に先手を取らせるとミスを誘えて好機到来します。

健康…風邪をひきやすいです。喉のを傷めたり、咳が止まらなくなりそう

南東☁

吉凶半々方位(休門旺相・日破・五黄殺同会) お出かけした場合の方位事象…

金運…やや凶。耳触りの良いキャッチセールス、勧誘に心を動かされそうですが財布のひもは固く閉じましょう。お買い物は何か不安や、せかされる形で余計な物を買ってしまいそうです。ギャンブルは結果が出ず焦燥感ばかりが募ります。

交際運…やや凶。相互に誤解して口論や対立事が生じたり、カップルは浮気を疑ったり、相手から疑われたりしそうです

仕事、交渉、勝負運…やや凶。仕事では、つまらないミスやうっかりとした過失が問題となって上司の評価が下がりそうです。交渉事、条件次第では相手に軟化の兆しがあります。勝負事、ミスが出やすいので氣を引き締めてかかりましょう

健康…急な発熱や、流行性の感冒にかかりやすいです

南🌤

吉方位(開門・青龍同会) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉。方位地支は官鬼を帯び一白水が同会します。お買い物は高級品、ブランド品、価格交渉が奏功。お得なバーゲンセールに遭遇したりしそうです。ただし不良品や二流品も多いので、購入前に要チェック。ギャンブルは予想や勘が空回りして裏目裏目に働きます。

交際運…やや吉。金銭に関わる相談事、お悩み相談に良い方位です。公的な窓口での相談事も良いでしょう。一白水星が定位対冲で巡るので、秘密ごとはあけすけになりやすい方位です。

仕事、交渉、勝負運…やや吉。頭脳明晰、冷静沈着です。クレームやトラブルにも動じる事なく対処できそうです。交渉事、相手の論理に穴があったり、弱点に氣がついて、優位に進める事ができそうです。勝負事、作戦や戦法に拘らず、柔軟な姿勢で臨むと良いでしょう。

健康…目に異物が入ったり、アレルギー性の鼻炎に悩まされそう

南西🌂

小凶方位(驚門旺相) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉凶半々。方位地支は父母と兄弟を帯び三碧木星が同会します。ギャンブル運は勝ち負けの繰り返しで安定しません。結果的に大きく勝ち越すことはありませんから、引き際を見極めましょう。お買い物は巧みな宣伝やキャッチコピーに心を動かされやすいです。本当に必要なもの以外は購入を見送った方が無難です。

交際運…凶やや。舌禍口論対立の多い凶方位です。何かと意見が合わなかったり、終始反りが合わず不快な思いをしそうです。

仕事、交渉、勝負運…やや凶。仕事では同僚と意見が対立したり、反対に遭ってチームワークが乱れます。交渉事、お互いの主張や考え方に大きな隔たりがありまとまりにくいです。勝負事、チームワークが乱れがちです。小さなミスが命取りになりそうです

健康…精神的にやや不安定。躁鬱激しかったり、感傷的になったり怒りっぽくなりそうです

西☂️

凶方位(死門旺相) お出かけした場合の方位事象…

金運…凶。方位地支は兄弟を帯び八白土星が同会します。貴重品の紛失や忘れ物が多い方位です。出発前に手回り品の再度チェックを怠りなく。お買い物は勧誘宣伝に弱く、言葉巧みなセールストークに乗せられやすいです。ギャンブルは負けが先行。取り戻そうと躍起になりやすく、結果大損します。

交際運…凶。舌禍口論対立の多い凶方位です。家族では親や子どもと喧嘩。年長者や先輩といった上下の人間関係の対立にも注意。

仕事、交渉、勝負運…凶。仕事では気持ちや身が入りにくいです。上司から叱責を受けたり指導をされて意気消沈します。交渉事、結果を急ぐあまり過剰な譲歩や妥協をしやすいです。勝負事、相手の奇襲に警戒。翻弄されそうです

健康…健康…腰痛や関節痛、手足の捻挫

北西☁

吉凶半々方位(景門休囚・暗剣殺同会) お出かけした場合の方位事象…

金運…吉凶半々。方位地支は父母と子孫が日併を帯び七赤金星が同会します。ギャンブルは直感が冴える好方位です氣が大きくなりやすく、大勝負に出ると失敗します。お買い物は探し物、希望の物は見つかりますが、価格も品質もそれなりです

交際運…吉凶半々。家族では子どもがはしゃいだり、羽目を外して騒動の種となりそうです。カップルは景門(火)方位でやや凶。大きなトラブルとはなりませんが、なんとなく反りが合いません。

仕事、交渉、勝負運…やや凶。仕事では、つい怠けてしまったり、氣を抜いてしまいそうです。交渉事、相手の歩み寄りが期待できますが妥協も必要です。勝負事、チャンスは多いですがなかなか活かせないでしょう 

健康…過食の暗示あり。胃腸を悪くしそうです

凶方位への処方箋

警戒方位…北☂️、西☂️

注意方位…北東🌂、南西🌂

効果的な方位除けが難しい方位です。吉刻を利用して移動し、後刻吉方位での運氣回復を行いましょう。

 

当サイトの方位による運氣作用への考え方
当サイト主の考える、吉運氣と凶運氣の作用とその対策について、記事後半で具体的な「方位除け」方法を解説しています。

氣學・本命星日運

29日注意本命星は、一白水星、五黄土星、七赤金星です。(お出かけの有無に関わらず凶事発生しやす一日となります。)

一白水星…本命星は離宮(火)に定位対冲で臨みます。離宮(火)が日辰から剋を受けるので衰運日となります。急な体調不良、熱っぽくなったり、体の気だるさを感じることがありそうです。金運、勧誘宣伝に心が動かされやすいです。投資詐欺のような怪しい話に関わらないようにしましょう。

五黄土星…本命星は巽宮(木)から剋を受けます。日破が重なり、運気低迷の注意日。金運が良くありません。うっかり貴重品や財布ふを忘れたりい、紛失したりしそうです。お買い物は無駄遣いが多くなります。財布の紐は固くを心がけましょう。

七赤金星…本命星は乾宮(金)に比和しますが、暗剣殺が重なります。人間関係ではいつもの口調でも周囲からは軽率に取られ、反感を買いやすいです。金運も低迷するので自制の1日を心がけましょう

「六親五類」とは
「六親五類」とは、四柱推命に由来する考え方で、自分を中心に自身に大きく影響を及ぼすであろう近しい肉親を差します。ここではこの六進五類について「五行易」での象意を解説します
九星氣學 傾斜宮早見表
九星氣學におけるご自身の潜在意識、内面的性格を推断する『傾斜宮』を割り出す早見表です
九星及び定位宮の主だった象意
各九星及び定位の宮が司る主だった象意について解説します
氣學九星本命星早見表
誕生年の本命星はこちらよりご確認ください。

出発吉刻

お出かけに適した吉刻は、辰刻、午刻、戌亥刻です。

凶方位へは午前8時前後か、正午前後のお出かけが良いでしょう。

氣学・日盤、及び時盤では午刻の南東と北西、戌亥刻の南東に凶煞重なります。

同時刻凶煞方位へのお出かけはお控えください。

 

それで29日が、皆様にとり最幸の一日となりますように!

本日もご覧いただきありがとうございます

(易照が実現したいこと) 
今年も、鑑定のお志事を柱として多くの方々のお悩みの解決のお手伝いができています 
お悩みの解決のお手伝いができ、その解決を自分の事のように喜ぶ自分がいます 
鑑定と「五行易」のセミナーなどで日々忙しいものの大変充実した日々を送っています 
1年以内に「五行易」ないし運命學に関する本「開運のヒント、幸運のピント(仮題)」を出版し、読んでいただいた人々の開運、幸せになるお手伝いができ、喜びの感想をたくさんいただいていますk
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