常識にとらわれない
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 囚われない心、こだわらない心 広く 広くもっと広く 一切の苦しみや悲しみから心を解き放て （般若心経）
上士は道を聞けば勤め行う。中士は道を聞けども、存ゆるがごとく。忘るるがごとし。下士は道を聞けば大いに笑う。笑わざらば、以て道と為すに足らず。 本当に道を志す人物は、それと聞けば疑わず、まず行ってみる 普通の人は、まさかそんな！？…と疑ってなかなかそれを実行しようとしない 取るに足らない小人は、そんな馬鹿な事があるものか…と笑い嘲って歯牙にも掛けない しかし、大多数の人に笑われたり、否定されるものこそに、真理，真実というものはあるものだ。 （老子道徳経41章）
手なれたものには飛躍がない。 常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし、直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ。 （岡本太郎）
易占にはルールがあります。
これは五行易も周易も同じです。
吉凶占断を下すにあたっては、このルールをまず知らなければなりません。
例えば、易の卦は必ず初爻から上爻に向かって積み増していきますから、物事の時系列も内卦が事の始まりであり、外卦が結末と見ます。
あるいは五行易では二つの卦を立てますが、最初に得た本卦が「現況やそれまでの経緯」を表すに対し、二回目に得之卦は「未来や事の結末」を表します。
例えば、男女関係の行方を占った時、「地水師」と「坎為水」を得たのであれば、現況を表す本卦に「戦争の卦」を得たので、二人の仲に何か大きな対立事や諍いがあったことを推断します。
未来に現れたのは上下同じ形が重なる八純卦であることと、「坎（水）」は中央に陽爻(—)が位置し、固い心と読み解くと、お互い頑なな気持ちが譲れず、太一るが続く、あるいは別れてしまう…そんな結末を想起します。
勿論、詳細は「五行易」でもっと細かく断じるのですが、例えばこの立占の解が「凶（離別）」であったときにこの時房主はこんな見方をします。
先ほどは本卦之卦を上下で構成される八卦で卦を組み立てましたが、今度は本卦之卦の内卦同士、あるいは外卦同士で卦を組み立てる。
この場合内卦はどちらも「坎」で之卦の坎為水となりますが、之卦は「坤」と「坎」で本卦の外卦を内卦とすると「水地比」という卦になります。
水地比は比和を象徴する吉卦ですから、ここから対立の和解を想起します。
一方でこの時、内卦が「坤」となり坤の卦徳は受容、従順です。従って、もし二人の仲に何か深刻な対立事が存在するのであれば、内卦は自分のことを表すので、自身が妥協、譲歩することで相手も歩み寄ってくる…このように断じることができるわけです。
勿論、このような読み解きはセオリーの中には存在しません。
ただし、易の卦象というもの、あるいは易経というものを、表面的に見ている、あるいは文章として見るだけでは二次元から四次元的な思考にとどまってしまいます。
易占とは未来を知る手段である以上、時を超越した五次元的な思考、或いは視点を以て之に触れなければいけません。
そうなるとどうしてもセオリー、あるいは「常識」というものを超克しなければならない時が必ずあります。
常識にとらわれない
「地球は丸いのか？」
「地球は球体」ということは、子どものころから教育や情報として常日頃触れる情報で、昼夜の時の概念、寒暖といった四季の概念もこの理論にあてはめて説明されていますから「常識」です。
そこに「地球は平面だ！」という説を以て之を主張すれば、大半の人は「そんなバカな!?」…と之を疑う、あるいは「オカルトだ」…と一笑に付すでしょう。
しかし、老子は言う。
「笑わざらば、以て道と為すに足らず。（大多数の人に笑われたり、否定されるものこそに、真理，真実というものはあるものだ。）」
あるいは岡本太郎は
「手なれたものには飛躍がない。 常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし、直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ。」
と述べる。
「 猛烈なシロウト」、常識に支配された、あるいはその「常識」を常識たらしめる専門家は数多いが、その常識を「証明できる根拠はないが否定してみる」これが「閃き」を生む…と氏は述べます。
そしてその閃きとは、しばしば「視覚」「聴覚」を超えた「感覚」的なものの中から生じます。
「危険をおかし、直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ。」
自身が感じた直感、時にそれは周囲から「馬鹿者」扱いで笑われようとも、その直感を信じ真理を探究することから新たな発見や創造を生む。
「常識にとらわれる」ということは、その思考もまた我々が生きる「四次元」の世界の中での思考に自らを留めることになります。
時代を先取りする発明や創造というものは「時」の概念を超える。そしてそれはしばしば「常識」や「セオリー」を超えた思考から生じるものです。
「占い」を「オカルト」だと一笑に付す人も居ますが、少なくとも「易占」というものは、肉体は四次元というう世界の制約を受けるけれども、思考は四次元の世界にとらわれることなく、時の概念を超克した時に得られる未来予測です。
「今ここ」の自身が「苦しみ」を抱いているならば、その答えを易占に求めることは決してオカルトでも、その人の心の弱さでもなく、寧ろその頑なな心や概念からの解放です。
「観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 （囚われない心、こだわらない心 広く 広くもっと広く 一切の苦しみや悲しみから心を解き放て）」
そういった囚われからの意識からの解放が人間を新たな境地に導く…と、冒頭の般若心経の経句に帰納するのです。
易照の方位予報 7月９日予報
方位予報図
予報詳報
北…🌤
吉方位（休門旺相）お出かけした場合の方位事象は…
金運…方位地支は妻財を帯び一白水星が同会します。金運は好調。直感が冴えてギャンブルは好調です。狙った穴が的中して一儲けできそうな好方位。お買い物、家族に内緒で自分へのご褒美、運氣が大きく回復します。
交際運…飲食に吉。交友知人と話も弾んで楽しいでしょう。新たなご縁を求めたり、復縁にも良い方位となります。
仕事、交渉、勝負運…仕事では、部下、スタッフをまとめ上げるリーダーシップを発揮。チームワークで大きな成果をあげそうです。交渉事、ライバル企業とのバッティングといった面もありそうですが成約にこぎつけそう。勝負事、専守防衛が吉。作戦に拘らず柔軟な対応で相手のミスを誘いましょう。
健康面では大きな崩れはありませんが、過食の暗示がありますので暴飲暴食は戒めましょう
北東…🌤
吉方位（休門旺相）お出かけした場合の方位事象は…
金運…方位地支は兄弟と官鬼を帯び八白土星が同会します。金運は吉。お買い物は価格交渉が奏功したり、交友知人の伝手で特別なサービスを受けられたり、限定品入手のチャンスがありそうです。ギャンブルも勝負運強く好調です。手堅い勝負で勝利を重ねそう。
交際運…お悩み事の相談、金銭的な交渉にも有利な方位です。喧嘩中のカップルは復縁、仲直りにも良い方位となります。
仕事、交渉、勝負運…仕事では、同僚が協力的。単独で事に臨むよりも、チームワークで臨む方が成果が上がりやすいです。交渉事、ライバルとの競合、競走激しいですが、プレゼンや提示条件h相手の意向に沿った内容で高評価を得ます。自信を持って臨みましょう。勝負事、奇襲や作戦に拘らず正攻法で臨むと吉。
健康面では、手足のケガ、腰痛、関節痛にご注意ください
東…🌤
吉方位（生門旺相・天道‣天徳・月徳）お出かけした場合の方位事象は…
金運…方位地支は官鬼を帯び三碧木星が同会します。金運は吉。お買い物、迷ったら店員や友人に聞くと良いでしょう。自分では気づかなかった利点や魅力を発見できそうです。思わぬ値引きやサービスの提供も受けられそう。ギャンブルは勘が冴えて連戦連勝。臨時収入も期待できます。
交際運…お悩み事の相談、金銭的な交渉に優位な方位です。生門方位、交友知人、カップルはに賑やかなショッピングモールで過ごすと多くの発見もあり楽しいでしょう。
仕事、交渉、勝負運…仕事では、心身ともに充実、実力以上のパフォーマンスを発揮して大きな成果をあげそうです。交渉事、話術に冴え、また閃き、発見も多いので交渉事は多少難癖がついても、当意即妙に返答、対応でき有利に運べます。勝負事、攻守にわたって冴え、キーマンとして活躍できそうです。
健康面では大きな崩れはありません。
南東…🌂
小凶方位（傷門休囚）お出かけした場合の方位事象は…
金運…方位地支は兄弟と父母を帯び四緑木星が同会します。勝負門の傷門が巡り、ギャンブルに強いですが出入りは激しく手元にはあまり残らないでしょう。お買い物、交友知人のすすめや店員の勧めに惑わされて、お付き合いでの出費、不本意なお買い物を強いられそう。
交際運…交際運も思わしくなく、職場では同僚や上、交際面では友人知人、爻人などとのコミュニケーショントラブルに注意しましょう。メールやSNSの誤送信に注意。
仕事、交渉、勝負運…仕事では、報告や連絡を怠って上司や同僚と揉めそうです。交渉事、書類上のミス、条件の認識の違いが明らかになって滞りそう。勝負事、奇襲や作戦は相手に看破されていて、手痛い反撃を受けそうです。
健康面、過呼吸や喘息の発作がある人は注意。その他、喉を傷めたり、風邪をひいたりしそう
南…🌂
小凶方位（杜門休囚）お出かけした場合の方位事象は…
金運…方位地支は父母を帯び九紫火星が同会します。お買い物は物欲が先行して冷静な判断ができません。高級品、ブランド品を衝動買いしたり、無駄遣いで散財多いでしょう。ギャンブルは、負けが先行。取り戻そうと躍起になりますが、掛け金だけが吊り上がって損が膨らむ悪循環に陥りそう。
交際運…方位地支は父母を帯び「兄弟」の日辰から合を受けるので、何か支払い、請求の金額で悩みをかかえたり、金銭関係でのトラブルが起きそうです。感情的になりやすく、言葉遣いに注意。
仕事、交渉、勝負運…仕事では、思わぬクレームに難渋しそう。思い込みが激しくつまらないミスを犯しがち。交渉事、結論を求めるあまり、口調も早口、独善的な議事進行で相手との距離が広がりそう。勝負事、相手に先行を許す展開です。逆転を狙いますが、大技に頼ったり、冷静な判断が下せず視野が盲目になりがちです。
健康面では、火性が強いので熱中症、のぼせに注意
南西…🌤
吉方位（景門・青龍）お出かけした場合の方位事象は…
金運…方位地支は兄弟と子孫を帯び二黒土星が同会します。金運はまずまずですが、お付き合いでの出費が増えそうです。お買い物は、交友知人からお得なセールへのお誘い、情報が得られそう。お買い物は誘い合ってのお出かけが吉。ギャンブルは、穴狙いではなく手堅い本目勝負が吉。
交際運…方位地支の申が子孫を帯び「兄弟」の日辰から生を受けるので、友人知人とお出かけしたら友人から何かサプライズのプレゼントがありそうです。
仕事、交渉、勝負運…仕事では、同僚や部下の協力が得やすいです。一人で抱え込まずに周囲に協力を仰ぐとスムーズに進行して捗ります。交渉事、粘り強い交渉が奏功します。プレゼン内容や条件よりも人柄や誠実さが評価されます。勝負事、接戦となりそうです。集中力を切らさないようにしましょう。
健康面では大きな崩れはありませんが、青龍と九星の二黒土星が同会するので、飲食をめぐる胃腸の疲れに注意してください
西…☂️
凶方位（死門旺相）お出かけした場合の方位事象は…
金運…方位地支は子孫を帯び七赤金星が同会します。金運低迷、貴重品の紛失、忘れ物に注意。お買い物、宣伝勧誘に踊らされます。言葉巧みに近づくキャッチセールスに注意しましょう。ギャンブルは、勘が空回り。裏目裏目に働いて波に乗れません。
交際運…口舌禍に注意。些細な事で喧嘩となりそうです。方位地支は子孫を帯び、家族て出かけた場合子どもの迷子に注意。金銭面では友人や知人などから甘いお誘い多いですが、疑わしいところが多いので安易に乗ってはだめです。
仕事、交渉、勝負運…仕事では、ケアレスミスが多いです。つまらないミスから諸事滞ります。交渉事、相手の態度は二転三転してはっきりしません。言葉巧みにはぐらかされたりします。勝負事、相手じょ奇襲や作戦に翻弄されそうです。流れが掴めず苦戦しそうです。
健康面、食あたり、口周りのケガ、のどの痛み等
北西…☂️
凶方位（驚門・日破）お出かけした場合の方位事象は…
金運…方位地支は兄弟と妻財を帯び六白金星が同会します。日破が重なるので金運は良くありません。貴重品の紛失、忘れ物に注意。お買い物、氣ばかりが大きくなり物欲先行。衝動買い、無駄遣いでの散財注意。ギャンブルは番狂わせが多く、調子を崩しそう。
交際運…相手の話に興味が持てず、曖昧な返答、的外れな受け答えをして相手の不信感を買いそうです。ぞんざいな口調、対応が引き金となって相手から非難されたり、関係にひびが入りそうです。方位地支は戌が兄弟を帯び日辰から冲を受けます。友人同士の争いに巻き込まれたり、あらぬ濡れ衣を着せられそうです。
仕事、交渉、勝負運…仕事では、同僚と足の引っ張り合い。ミスがミスを呼んで滞りそうです。交渉事、強気は凶。相手の心証を悪くして態度が硬化しそうです。勝負事、ムラっ氣が多く、好不調の波が激しいでしょう。
健康面、頭痛、めまい、ストレスからの肩こり、首の痛みなど
凶方位への処方箋
警戒方位…西☂️、北西☂️
注意方位…南東🌂、南🌂
西☂️、北西☂️…南西🌤に方位除けが可能です。吉方位に移動後、現地への移動が北🌤となるように調整して方位除けを行いましょう
南東🌂、南🌂…南西🌤に方位除けが可能です。吉方位に移動後、現地への移動が東☀となるように調整して方位除けを行いましょう
氣學・本命星日運
九星定位日で各星ともに大きな崩れ、低調な星はありませんが、暦の関係上月建及び日辰から剋を受ける一白水星が注意です。（お出かけの有無にかかわらず凶事発生しやすい一日となります）
一白水星…坎宮(水)定位で宮は妻財を帯び「兄弟」の月建、日辰から剋を受けるので金銭に関わることで悩みをかかえそうです。交友知人からのお誘いはお断りした方が無難。
出発吉刻
お出かけに適した吉刻は、辰巳刻、申酉刻、亥刻です
凶方位へのお出かけは午前中の出発がよさそうです。
氣學・日盤及び時盤では、巳刻の北西に日破が重なるのでご注意ください。
同時刻凶煞方位へのお出かけはお控えください。
それでは9日が、皆様にとり最幸の一日となりますように！
本日もご覧いただきありがとうございます
(易照が実現したいこと） 今年も、鑑定のお志事を柱として多くの方々のお悩みの解決のお手伝いができています お悩みの解決のお手伝いができ、その解決を自分の事のように喜ぶ自分がいます 鑑定と「五行易」のセミナーなどで日々忙しいものの大変充実した日々を送っています ２年以内に「五行易」ないし運命學に関する本「開運のヒント、幸運のピント(仮題)」を出版し、読んでいただいた人々の開運、幸せになるお手伝いができ、喜びの感想をたくさんいただいています
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