易占活断

五行易占例
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易占活断

「五行易」と「周易」は別ものと分ける易者も居ますが、易である以上両者には繋がりが有る…と考える房主です。

『断易俗解』という私家本を著した鍼灸師・奥野粂吉はその一節に、

「(用神の帯びる)爻辞に妙味あり」

という一文を残していて、事実立占して易の爻辞に目を通すと自ら下した断に通じる所があり、うならされることがしばしばです。

ところで、今日は五行易ではありませんが、こんな見方もできる…と言う一例をご紹介します。

占的「結婚相手、自身の結婚の行方」

立卦及び卦象

本卦「沢山咸」、之卦「水山蹇」を得ました。

本卦は恋愛の卦。相談者、職場に親交の深いお相手が居ます。懇意にしていましたが、職場の異動でお相手と離れ離れになってしまいました。

そのため、なんとなく疎遠になってしまい、別の出会いを模索中。職場の同僚からの紹介、あるいはマッチングアプリ等で出会いの機会を求めていますが、なんとなく意中の相手が現れずモヤモヤしています。

その様子が之卦の「水山蹇」。閉塞の卦で八方ふさがりです。

五行易は二つの卦を立てます。ここから本卦を現況、之卦を未来と見立て事態の移り変わりを推断します。

ところで房主はしばしばこのような見方をします。

得た卦を上卦と下卦に分け、それぞれ上卦同士、内卦同士の八卦で卦を組み立てます。この時之卦の八卦を上卦、本卦の八卦を下卦とします。

すると下卦は艮為山となります。一方で上卦は水沢節となります。

このように作った卦を、下卦同士で作った艮為山を原因。一方で上卦同士で作った水沢節を対策と考えます。

相談者の悩みは「結婚相手、結婚の行く末」で、下卦同士で得た艮為山は山が連なる形。これを人に例えれば、複数の女性の影を追い求めている象です。

そして艮為山の卦徳は「立ち止まって考える」ですから、今のように複数の女性を追い求めることが迷いの原因と考えられます。

そして上卦同士で得た水沢節は「節度」を求められる時。

そして水沢節の卦かは兌であり快楽。一方上卦は坎でこれは本心を表します。

従って、節度の卦を得たことから導き出される対策は、自身の本心をしっかりと見定めて行動する時。

この卦を納甲すると以下の通りとなります

用神は男性から見た女性である妻財。その妻財は相談者である世爻のそばに伏神。飛神は官鬼ですから、身近な存在。

飛神の官鬼を仕事という情報としてみれば、職場の同僚という解が導き出せます。

従って、この時の対策は、複数の女性の影を追い求めるのではなく、初心に帰る。懇意であった女性との関係をもう一度やり直す。おそらく、この女性との関係にどのような価値であれ決着を付けないと、次のお相手とのご縁は現れないだろうというのが占断です。

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