桜田虎門「五行易指南」現代語訳42

「五行易指南」現代語訳
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桜田虎門「五行易指南」現代語訳40
日辰変壊と、日辰化壊の説

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桜田虎門「五行易指南」現代語訳42

巻2 避凶、避空

およそ用神が日辰や月建、または忌神が発動してこれを剋する時であっても、用神が伏神する時はその冲剋を受けることは無い。これを「避凶(凶を避ける)」という。

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また用神が空亡し而も静爻であれば、伏神の用神と同じであり、同様に剋に遭うことは無い。これを「避空(空に避す)」と言い、凶を免れるとする。

ただし月建や日辰が忌神に生を与えたり、比和する時は伏神の用神はその値の時(用神の帯びる地支と同じ地支の月日)、空亡する用神は出空する時にその剋害に遭う。(※)

※凡そ占って用神が空亡して静爻であったり、伏神するような時は忌神の剋害は免れたとしても、占的は遂げることが難しい凶占である。また用神が空亡したり伏神であっても月建、日辰の刻は免れ得ない。虎缶子の誤りを正す

巻2 幹(干)化

幹卦とは十干が干合して成立する所の五行を言う。これは以下の通り。

「甲己=土」

「乙庚=金」

「丙辛=火」

「丁壬=木」

「戊癸=火」

例えば甲の日に己の卦を得た場合は(己が該当する八卦は「離」)土を成すため、金を生じ水を剋す作用がある。

ただしこの作用は例えば「三合会局」等の作用の様には重視しない。三刑や十二運などと同様に補助的に用いるべきであろう。

※「五行易」の概念は多分に四柱推命の概念を引き継いでいる面がある。これは「五行易」の成立時期と子平推命學の発展にその時期が重なる為でもあるが、推命においては年単位の長期的な運氣の推移、いわば映像の様に運氣を捉えるのに対し、「五行易」においてはその瞬間の運氣を切り取る、いわば写真的な運氣の捉え方である。従って、「五行易」においても長期的な視野に立った占であれば、天干の作用を考慮すべきも、日運や月運のような短期間の運氣の推移であれば、天干を用いた占断の考慮は特段に必要のないというのが筆者の態度。
また超浮き的な視野に立った占であっても、地支>天干の順に作用し、即効性を感じられる地支の作用に比べ、天干の作用は遅効的、また天干から用神へ直接的な生剋の作用を伴わないと判断している。
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